【名古屋|新体制】総勢33人の“新生グランパス”が初お披露目。佐藤や玉田ら新戦力の背番号は?

2017年01月15日 サッカーダイジェスト編集部

風間新監督の下、1年でのJ1昇格を目指す。

新体制発表を行なった名古屋。風間新監督の下、総勢33人でJ1昇格を目指す。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 1月15日、名古屋が新体制発表会を行なった。約750名のサポーターが集まったなか、壇上には佐々木眞一社長、小西工己顧問、下條佳明GMのほか、風間八宏新監督と18名の新加入選手が顔を並べた。また、全所属選手もサプライズ登場し、初のJ2に臨む今季の決意などを語った。
 
 会見の冒頭では、佐々木社長が昨年のJ2降格について謝罪。その後、「ただ、過去は変えられません。決して下を向くことなく、J2で優勝、その先は常にJ1で優勝争い、さらにアジアチャンピオンズリーグに出場してチャンピオンを争えるようなチーム作りをしたいと考えております」と述べた。
 
 1年でのJ1復帰、J2優勝を目指す今季のスローガンは『前へ~Go Forword~』に決定。小西顧問は「前進すれば、ドアの向こうには必ず新しい世界が広がっています」と強調した。
 
 また、下條新GMは「試合の主導権を握って攻撃的なサッカーをする」と今季の目標を語り、「複数のポジションをこなせる選手を多く揃え、システムに捉われず選手自らが考えて動くサッカーを望んでいます。そういった選手に集まっていただきました」とチーム編成の意図を説明した。
 
 さらに18名の新加入組を迎えるなど、大幅に入れ替わった陣容に関しては「いろいろな覚悟や想いを持った選手が自らの成長を願って来てくれました」とコメント。チームを預かる風間八宏新監督も「全員がやる気に満ちている、それだけで十分。若い選手も含めて自分で伸びていこうという気持ちが伝わってきますので、可能性がもの凄く大きい。そういうところを伸ばしていきたい」と意気込みを語った。
 
 新指揮官が目指すのは"楽しく勝つこと"。選手個々の能力を引き出しながら魅力あるサッカーに昇華していくことを掲げ「楽しいグラウンドを作りながら勝つことに努めていきたい」と話す。
 
 広島から加入した佐藤寿人は「ただ(J1に)上がるだけではなく、そこから良いグランパスの時代を築けるようなスタートにしたい」と口にし、3シーズンぶりの古巣復帰となった玉田圭司は「自分たちらしいサッカーをして期待に応えたい」と強い決意を示した。
 
 チームは1月16日に始動し、豊田市内での練習を経て、24日からタイでの1次キャンプに入る。
 
■2017年メンバーリスト ★=新加入
GK 1 楢﨑正剛
   16 武田洋平
     18 渋谷飛翔★
     22 荻 晃太
DF 13 櫛引一紀★
       4 シャルレス★
       5 大武 峻
       6 古林将太
       24 高橋 諒
       26 宮地元貴★
       36 酒井隆介
       39 内田健太★
MF 7 田口泰士
       8 ワシントン★
      10 フェリペ・ガルシア★
      13 磯村亮太
      14 田鍋陵太
      15 宮原和也★
      17 小林裕紀★
      20 矢田 旭
      21 八反田康平★
      23 青木亮太
      29 和泉竜司
      33 梶山幹太★
FW 9 シモビッチ
     11 佐藤寿人★
     19 押谷祐樹★
     25 杉本竜士★
     27 杉森考起
     28 玉田圭司★
     30 松本孝平★
     32 深堀隼平★
     38 永井 龍★

【PHOTO】2017シーズン名古屋グランパス新体制発表
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