【現地1月9日の主な移籍】神童ウーデゴーが小林祐希の同僚に! ジラルディーノとR・カルバリョも新天地へ

2017年01月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウーデゴーは出場機会を求めてオランダへ。

マルティン・ウーデゴー(R・マドリー→ヘーレンフェーン)(C)Getty Images

■マルティン・ウーデゴー
・18歳/MF/ノルウェー代表
・R・マドリー→ヘーレンフェーン(1年半レンタル)
 2014年8月にノルウェー代表史上最年少となる15歳253日でA代表デビューし、2015年1月にはR・マドリーに引き抜かれたレフティーの神童だ。とはいえ、マドリーではBチーム暮らしが続き、今シーズンもトップチーム出場はコパ・デル・レイの1試合のみで、クラブは経験を積ませるためにレンタル移籍を模索。レンヌやボルシアMGも候補に挙がっていたが、結局は小林祐希が所属するヘーレンフェーンに1年半レンタルが決まった。「ノルウェーのメッシ」と謳われる逸材は、オランダでどんな輝きを放つのか、注目が集まる。
 
 
■アルベルト・ジラルディーノ
・34歳/FW/元イタリア代表
・エンポリ→ペスカーラ(フリートランスファー)
 セリエA通算188得点を誇るベテランの点取り屋だが、エンポリに新天地を求めた今シーズンは14試合でまさかのノーゴールと大不振。心機一転で契約解除し、ここまで最下位のペスカーラと半年契約を結んだ。イタリア代表とミランでチームメイトだったマッシモ・オッド監督の下、持ち前の決定力を甦らせて残留の切り札という期待に応えられるか。
 
 
■ポール=ジョルジュ・ヌテップ
・24歳/FW/フランス代表
・レンヌ→ヴォルフスブルク(完全移籍)
・移籍金:500万ユーロ(約6億円)
 ドリブルで敵陣を切り裂き、アシストもゴールもできるサイドアタッカー。レンヌの崩しの切り札として活躍し、今冬はスウォンジ-やクリスタル・パレスも興味を示していたが、結局はヴォルフスブルクか500万ユーロで競り落とした。新天地ではパリSGに引き抜かれたユリアン・ドラクスラーの後釜として、もっとも得意な左ウイングでの起用が見込まれる。
 
 
■リカルド・カルバリョ
・38歳/DF/ポルトガル代表
・無所属(元モナコ)→上海上港(フリートランスファー)
 ポルトガル代表のEURO2016優勝にも貢献した大ベテランのCB。今夏にモナコを退団後、フリーの状態が続いていたが、ポルトとチェルシーでともに働いたアンドレ・ヴィラス=ボアスが指揮を執る上海上港と契約した。チームメイトとなるオスカール(チェルシから)をはじめ、カルロス・テベス(ボカ→上海申花)、アクセル・ヴィツェル(ゼニト→天津権健)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー→天津泰達)などの「爆買い」で話題を呼ぶ中国スーパーリーグに、またひとり大物が加わった。
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