【横浜】元日本代表・扇原を完全移籍で獲得。昨夏腰椎骨折の悲運から挽回を期すシーズンに

2017年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オリジナル10である横浜F・マリノスに加入できてとても光栄」

横浜への完全移籍が決まった扇原。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 横浜F・マリノスは1月7日、名古屋グランパスから扇原貴宏が加入すると発表した。完全移籍での獲得となる。
 
 扇原は昨年7月、下部組織から過ごしてきたC大阪から名古屋に移籍。しかし、移籍から2試合目となった7月13日の鹿島戦で負傷交代。左第3および第4腰椎横突起骨折で全治約6週間と診断され、長期離脱を余儀なくされた。その後シーズン終盤に戦列に戻ったものの、不調にあえぐチームで出番なく終わり、不運の1年となってしまった。今季は、昨季からの巻き返しを期すシーズンとなるだろう。
 
 扇原は横浜の公式サイトを通じて、以下のコメントを発表している。
「今シーズンから横浜F・マリノスに加入することとなりました扇原貴宏です。Jリーグ発足時のオリジナル10である横浜F・マリノスに加入できることをとても光栄に思います。素晴らしい伝統に恥じることの無いよう、クラブのために自分の持っている全てを発揮します。チームの勝利に貢献できるよう頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」
 
 また、名古屋の公式サイトでは、次のようなコメントを残している。
「名古屋グランパスに関わる全ての皆さん、半年間という短い間でしたが本当にありがとうございました。2016シーズン途中からの加入でありましたが、温かく迎え入れていただき本当に嬉しかったです。しかし、ケガなどもあってなかなかクラブに貢献できなかったことが本当に情けないですし、 申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、この半年で素晴らしいチームメイト、スタッフそして熱いファン、サポーターを はじめとしたクラブに関わる多くの皆様と出会い、一緒に戦えたことは大変いい経験になりました。名古屋の1年でのJ1復帰を心から願っています。本当にありがとうございました」
 
 扇原の略歴は以下の通り。
 
扇原貴宏(おうぎはら・たかひろ)
<出身地>大阪府
<生年月日>1991年10月5日(25歳)
<ポジション> MF
<身長・体重>184センチ・72キロ
<経歴>堺北FC→セレッソ大阪U-15→セレッソ大阪U-18→セレッソ大阪→名古屋グランパス
<出場記録>J1通算:104試合・8得点、J2通算:37試合・2得点
<日本代表>1試合・0得点
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