世界の「新成人世代」を一挙紹介! アリ、ザネ、コマンに大ブレイク中のあの逸材も

2017年01月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

出世頭はトッテナムの主軸を担うアリだ。

96年生まれの代表格がこのアリ。直近の4試合で7ゴールを叩き出すなど絶好調だ。(C)Getty Images

 総務省の発表によると、2017年1月1日時点で20歳の「新成人」は、日本国内に123万人いるという。

 著名人では、白井健三(体操選手)、高梨沙羅(スキージャンプ選手)、黒鳥結菜(女優)、生田絵梨花(アイドル)などが新成人だ。

 Jリーガーでは、昨シーズンのベストヤングプレーヤー賞に輝いた井手口陽介(ガンバ大阪)や先のクラブワールドカップでも活躍した鈴木優磨(鹿島アントラーズ)らがその世代に当たる。

 では世界に目を向けると、日本で言う「新成人世代」にはどのような選手がいるのだろうか。紹介するのは、1月9日時点で20歳(1996年生まれ)の逸材たちだ。

 その筆頭格と言えるのが、FWレロイ・ザネ(マンチェスター・シティ)、FWキングスレー・コマン(バイエルン)、そしてMFデル・アリ(トッテナム)の3人だ。それぞれ、ドイツ代表、フランス代表、イングランド代表の一員としてEURO2016に出場している。

 現時点で16年夏にドイツ人史上最高額の5000万ユーロ(約60億円)でシャルケからマンチェスター・Cに移籍したザネ、スピードに乗ったドリブルで昨シーズンにブレイクしたコマンを凌ぐ活躍を見せているのが、トッテナムのアリだ。

 プレミアデビューを飾った昨シーズンから主軸を担ってトッテナム躍進に貢献すると、代表でも瞬く間にレギュラーの座を奪取。EUROの疲労もあって今シーズン序盤戦はやや精彩を欠いたものの、徐々に調子を上げて早くも二桁得点(10ゴール)を達成。1月4日のプレミアリーグ20節では2ゴールの活躍を見せ、13連勝中のチェルシー撃破の立役者となった。この世代の出世頭と言っていいだろう。

 3人に続くのが、ドイツ代表FWユリアン・ブラント(レバークーゼン)とナイジェリア代表FWアレックス・イウォビ(アーセナル)だ。打開力に長け、得点力も高い前者は、バイエルンやユベントスなどのメガクラブがリストアップしている俊英。祖国の英雄ジェイ=ジェイ・オコチャの甥として知られる後者は、実力者が揃うアーセナルでレギュラー格に成長した。積極的な仕掛けで攻撃を活性化させている。

 DFでは、ブンデスリーガで活躍する2人のCBが代表格。ブラントと同じくレバークーゼンでレギュラーを担うドイツ代表のヨナタン・ターと、チェルシーが保有権を持ち、レンタル先のボルシアMGで最終ラインを統率するデンマーク代表アンドレアス・クリステンセンだ。

次ページRBライプツィヒとアタランタの躍進を支えるふたりの上昇株。

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