質・量ともに充実のバイエルンだが、大エースのバックアッパー獲得は今冬の急務か!?

2017年01月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

間もなく契約が切れるシャビ・アロンソ、ロッベンの去就は?

ライプツィヒで活躍中のヴェルナー。バイエルンの引き抜きはあり得るのか!? (C) Getty Images

 CFの控えだったアメリカ代表のジュリアン・グリーンを2部のシュツットガルトへ放出。本人が志願しての移籍であり、バイエルンとしては貴重なバックアッパーをひとり失った格好だ。
 
 ロベルト・レバンドフスキの控えが実質不在な上、対応可能なトーマス・ミュラーが今シーズンはここまで1得点と不振に喘いでいるだけに、CFの補強に動く可能性はある。
 
 現状では、RBライプツィヒの快進撃を牽引するティモ・ヴェルナー(20歳)や「イブラ2世」の異名をとるAIKソルナに所属するスウェーデンの神童、アレクサンデル・イサク(17歳)など、若手の名前が挙がっている。
 
 その他のポジションは質・量ともに大きな不足はなく、補強の緊急性は高くない。即戦力級を獲得するとすれば、主力に怪我人が続出した場合に限られるだろう。
 
 この1月に結論を出しておきたいのは、今年6月に契約が切れるシャビ・アロンソとアリエン・ロッベンの去就だ。
 
 衰えが顕著な前者は退団が濃厚と伝えられているが、後者に関しては不透明なまま。1年の契約延長を望む首脳陣に対し、ロッベン側は複数年の延長を望んでいる。交渉が破談に終われば、夏には世代交代を促進させる有望株の確保に動くだろう。
 
 かねてから興味を示しているユリアン・ブラント(レバークーゼン)やセルジュ・ニャブリ(ブレーメン)がその候補だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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