テベスが年俸49億円で上海申花へ移籍! ACLで鹿島と激突する可能性も

2016年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「テベスはよりエキサイティング試合を提供してくれるだろう」(上海申花)

「頭の中はボカでいっぱい」としていたテベスだったが、破格の年俸を断りきることはできずに移籍を決断することとなった。 (C) Getty Images

 中国スーパーリーグの上海申花は12月29日、ボカ・ジュニオルスからカルロス・テベスを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
 
 現在32歳のテベスは、2015年6月にユベントスからプロキャリアをスタートさせたボカ・ジュニオルスへ復帰。一時は2016年限りで現役を引退することを示唆していたが、高額のサラリーが提示された中国への移籍を決意した。
 
 上海申花は、SNS上でテベスの獲得について「テベスが国内やアジアでの試合でチームの攻撃陣を支援し、ファンのために、よりエキサイティングな試合を提供してくれることを楽しみにしている」と伝えた。
 
 移籍金については明らかになっていないものの、『Ole』など複数のアルゼンチンメディアによれば、テベスの年俸は4000万ユーロ(約49億円)になると伝えられている。
 
 サンダーランドやベティスなどを指揮した経験を持つウルグアイ人のグスタボ・ポジェが監督を務める上海申花には、元インテルのコロンビア人MFのフレディ・グアリンや元チェルシーのセネガル代表FWのデンバ・バなどスター選手が揃っている。
 
 なお、テベスは、メディカルチェックを終えた後にチームに合流する予定だという。
 
 上海申花は、今シーズンのリーグ戦で4位だったため、2017年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)には、プレーオフラウンドから登場することになっており、本大会出場となれば、鹿島アントラーズと対戦することになる。
 
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