【天皇杯】赤﨑が技ありの一撃で広島撃破! リーグ王者の鹿島がベスト4入り

2016年12月24日 サッカーダイジェスト編集部

赤﨑の先制点を守り切った鹿島が準決勝に駒を進める。

57分、赤﨑が角度のないところから鋭いシュートを突き刺す。そのまま1点を守り切り、鹿島が準決勝に駒を進めた。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[天皇杯準々決勝]鹿島アントラーズ1-0サンフレッチェ広島/2016年12月24日/茨城県立カシマサッカースタジアム
 
 天皇杯準々決勝、先のクラブワールドカップで2位に輝いた鹿島が広島を迎え撃った。
 
 鹿島はエースの金崎夢生がベンチ外、一方の広島も今季得点王のピーター・ウタカが背中の張りで欠場。前者の代役には赤﨑秀平、後者は皆川佑介が代わりにスタメンに名を連ねた。
 
 試合は、互いに激しくチェックを仕掛ける手堅い内容のものとなる。先にチャンスを迎えたのは鹿島。10分、中村充孝が左サイドを突破してゴールに迫ると、12分には山本脩斗の落としに遠藤康が飛び込むが、枠を捉えられない。
 
 広島も26分にアンデルソン・ロペスがペナルティエリア内でフリーになり、30分には柏好文のクロスに水本裕貴が頭で合わせるも、GK正面でネットを揺らせず。その後もボックス内には何度も侵入するものの、鹿島の堅いディフェンスを崩すことができず、スコアレスドローで前半を折り返す。
 
 スコアが動いたのは57分だった。赤﨑がゴールライン際に落ちたロングボールに飛び込み、角度のないところから右足を一閃。鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さり、鹿島が先制する。これで勢いに乗った鹿島は、63分に昌子源がPKを献上してしまうが、守護神の曽ケ端準がアンデルソン・ロペスのシュートをストップ! 76分には遠藤に代わって三竿健斗を投入し、守りを固める。
 
 一進一退の攻防が続くなか、広島は79分に佐藤寿人を投入して反撃を試みるが、チャンスを作ることができず。1-0で逃げ切った鹿島がベスト4に駒を進めた。鹿島は12月29日の準決勝で横浜と対戦する。

【鹿島1-0広島 天皇杯準々決勝PHOTO】
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