オスカール、チェルシーからアジア最高額で上海上港へ移籍! Jクラブの脅威にも

2016年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

週給40万ポンドを手にするオスカール。

上海上港への移籍が正式に決まったオスカール。フッキとのコンビはJリーグクラブにとっても脅威となりそうだ。 (C) AFC公式ツイッターより

 チェルシーは現地時間12月23日、公式サイトでブラジル代表MFのオスカールが、中国スーパーリーグの上海上港へ移籍することを発表した。
 
 2012年夏にブラジルの名門インテルナシオナルからチェルシーに加入したオスカールは、攻撃的MFとしてヨーロッパリーグ制覇やプレミアリーグ優勝に貢献。しかし、今シーズンから就任したアントニオ・コンテの下では定位置を奪えず、最近ではチームメイトのウィリアンが「もうさよならを言われたよ」と明かすなど、中国移籍は秒読み段階と見られていた。
 
 イギリス・メディア『BBC』は、チェルシーの元指揮官であるアンドレ・ヴィラス=ボアスが監督を務める上海上港は、オスカール獲得のために6000万ポンド(約84億円)を支払った報道。同クラブが今年6月にゼニトからフッキを獲得するために支払った4700万ポンド(約66億円)を超える、アジア史上最高額での移籍となったという。さらにオスカールが週給40万ポンド(約5600万円)を手にするとも伝えた。
 
 フッキやエウケソンなどブラジル人プレーヤーも多い上海上港は、来年のACLで日本の代表チーム対戦する可能性がある。25歳の現役セレソンであるオスカールの加入は、Jクラブにとっても要注意と言えそうだ。
 
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