【選手権】編集部が選ぶブレイク必至の必見タレント30~DF&GK編

2016年12月23日 高校サッカーダイジェスト編集部

鹿児島城西が誇る大注目の2年生CB

戦術的柔軟性が高く、強さと巧さを兼備する市立船橋の原。U-19日本代表での足場も固めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 いよいよ12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権。4134校から選ばれた48のチームが首都圏に集い、今年も熱いバトルを繰り広げる。
 
 ここでは、高校サッカーダイジェスト編集部が厳選した本大会の必見タレントを紹介。Jクラブ入りが内定している注目株や伸び盛りの上昇株など、第95回大会でブレイクしそうな選手を、ポジション別に公開する。フォトギャラリーと合わせてチェックしてほしい。
 
 最終回となるPart.3はDF&GK編をお届けする。優勝候補の最後尾に陣取る廣末、茂木のふたりの守護神、市船の鉄壁ディフェンスを支える杉岡&原、さらには豪快なアップダウンが魅力の左SBタビナスなど、いずれも絶大な存在感を示す"魅せる守備者"だ。

【DF&GK編】のフォトギャラリーはこちら
【Part.1 FW編】はこちら
【Part.2 MF編】はこちら

【高校サッカーダイジェスト厳選/高校選手権必見タレント】
Part.3 DF&GK編
 
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タビナス・ジェファーソン
桐光学園(神奈川)/3年/川崎フロンターレ入団内定
迫力満点の攻撃参加と精緻な左足クロス、多少出遅れても相手の前に身体をねじ込んでボールを狩る守りが持ち味。ガーナ人の父とフィリピン人の母を持つ魅惑の左SBは、選手権で「主役になる」と宣言。川崎入りが決定。
 
 
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原 輝綺 はら・てるき
市立船橋(千葉)/3年/アルビレックス新潟入団内定
タレント軍団を陰で支えることに魅力を感じていた守備のマルチロールは、いつしか雄弁なプレーの数々で目立つ存在に。個人戦術のレベルに加え、運動能力やプレーの精度も高い。新潟入りが内定済で、U-19代表の常連。
 
 
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生駒 仁 いこま・じん
鹿児島城西(鹿児島)/2年
1年時から強豪の最終ラインで存在感を示し、今年はU-17代表初選出を果たした。期待の大型CBは国際試合でも「特長であるヘディングとかを出せた」と、高さやロングキックへの自信を深めている。全国の舞台で輝くか。
 
 
FILE 24
茂木 秀 もてぎ・しゅう
桐光学園(神奈川・GK)/3年/セレッソ大阪入団内定
最高到達点が群を抜く1㍍95㌢の大型GKで、その守備範囲に放り込まれたクロス、ロングボールをほぼ無力化する。左足キックなどの長所も持つ守護神は、「自分の名を全国に知らしめたい」という野心を持ち、檜舞台に臨む。
 
 
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小田逸稀 おだ・いつき
東福岡(福岡)/3年/鹿島アントラーズ入団内定
赤い彗星の"対空戦車"。1㍍73㌢の割には空中戦で抜群の勝率を誇り、フィジカルコンタクトの強さと走力で局面を支配する。攻撃参加からの弾丸ショットも持ち味だ。鹿島の門を叩く左SBは「絶対に日本一」と誓う。
 


 

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