FC東京の選手が選んだMVPは? 森重真人は「浦和の舵取り役」を1位に

2016年12月23日 サッカーダイジェスト編集部

「エウシーニョはブラジル人特有の技術と日本人のような献身性を備える」(東)

写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 2016年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ3を選んでもらった。ここでは、FC東京の5選手が選出したトップ3と投票理由を紹介する。
 
●前田遼一(FW)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶中村憲剛(川崎/MF)
3位▶柏木陽介(浦和/MF)
 興梠選手は味方を生かしつつ、自分で点も取れる。ボールを収める技術、背後を突く動き出しや位置取りは勉強になる。憲剛さんは川崎の中心。柏木選手は、前線のタレントを上手く操りながら変化を付ける。相手として嫌。
 
●東 慶悟(MF)
1位▶ピーター・ウタカ(広島/FW)
2位▶エウシーニョ(川崎/DF)
3位▶興梠慎三(浦和/FW)
 ウタカは最終局面で脅威な存在。エウシーニョはブラジル人特有の技術と日本人のような献身性を備える。協調性もあるし、好きな選手。興梠選手は身体の使い方が上手い。フィニッシュの質も高く、嫌なところに入ってくる
 
●橋本拳人(MF)
1位▶阿部勇樹(浦和/MF)
2位▶興梠慎三(浦和/FW)
3位▶ピーター・ウタカ(広島/FW)
 阿部選手はボランチとして能力が高く、攻守での活躍が際立っていた。興梠選手は身体の使い方やシュートなど、すべてにおいて上手い印象。ウタカ選手の切り返しの深さには驚かされた。身体能力も足もとの技術も高い。
 
●森重真人(DF)
1位▶柏木陽介(浦和/MF)
2位▶中村憲剛(川崎/MF)
3位▶興梠慎三(浦和/FW)
 陽介は浦和の舵取り役。テンポ良くボールを動かしながら、決定的なパスやシュートでゴールに絡む。同じようなタイプの憲剛さんは何より、あのキャプテンシーが凄い。興梠選手はDFの嫌がることばかりする。一番嫌なFW。
 
●丸山祐市(DF)
1位▶アデミウソン(G大阪/FW)
2位▶中澤佑二(横浜/DF)
3位▶ピーター・ウタカ(広島/FW)
 アデミウソンは身体の使い方も含め、すべて備えている。中澤選手は大怪我をせず、今も第一線に立ち続けているのが凄い。ウタカは身体能力も足もとの技術も高い。シュートを打つ時も冷静で、対戦して良い選手だと思った。
 
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