柏の選手が選んだMVPは? リオ五輪代表GKは「韓国代表がやって来て、GKの重要性が変わってきた」

2016年12月31日 サッカーダイジェスト編集部

「今季対峙した選手で一番前を向かせてもらえなかったのが吉田選手」(伊東)

写真:徳原隆元

 2016年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ3を選んでもらった。ここでは、柏レイソルの5選手が選出したトップ3と投票理由を紹介する。
 
●伊東純也(FW)
1位▶吉田 豊(鳥栖/DF)
2位▶齋藤 学(横浜/MF)
3位▶小林 悠(川崎/FW)
 今季対峙した選手で一番前を向かせてもらえなかったのが吉田選手。寄せが早く、激しかった。齋藤選手は速いけどタッチが細かく、スピードの乗り方とドリブルは勉強になる。小林選手は、裏への抜け出しが巧い。
 
●大谷秀和(MF)
1位▶阿部勇樹(浦和/MF)
2位▶レアンドロ(神戸/FW)
3位▶柏木陽介(浦和/MF)
 阿部さんは選手層の厚い浦和でも、代えの利かない選手。安定感があって技術も高い。レアンドロは得点王だし、P・ジュニオールとのコンビは強烈。陽介は浦和の攻撃にバリエーションをもたらす重要な存在だった。
 
●秋野央樹(MF)
1位▶中村俊輔(横浜/MF)
2位▶井手口陽介(G大阪/MF)
3位▶中村憲剛(川崎/MF)
 俊輔さんは同じフォームで左右に蹴り分けるし、こちらが飛び込めない場所にボールをピタッと置く。井手口のボール奪取力と豊富な運動量は、プロ2年目とは思えない。憲剛さんはゲームの流れを読む力がものすごく高い。
 
●中谷進之介(DF)
1位▶アデミウソン(G大阪/FW)
2位▶興梠慎三(浦和/FW)
3位▶昌子 源(鹿島/DF)
 アデミウソンは速くて強い。ホームの試合でかなりやられた印象がある。慎三さんはリーグ戦でも、五輪の試合でも、他の人とは違うセンスを持っていると感じた。昌子くんはひとりでボールを奪える。参考にしたいDF。
 
●中村航輔(GK)
1位▶キム・スンギュ(神戸/GK)
2位▶チョン・ソンリョン(川崎/GK)
3位▶大島僚太(川崎/MF)
 キム・スンギュの加入で神戸は勝点を伸ばせた。チョン・ソンリョンを含め韓国の現役代表がやって来て、JリーグでGKの重要性が変わってきたのかなと。大島くんは個人的に好きな選手で、笑顔がキュートだから(笑)。
 
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