クラブW杯制覇でライバル・バルサを一歩リードしたマドリー

2016年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズン、差を広げるか、あるいはすぐに追い付かれるか?

横浜でライバルを一歩リードしたマドリー。ちなみに国際舞台での両チームの直接対決は過去に8回あり、ここでもマドリーが3勝3分け2敗とわずかにバルサをリードしている。 (C) SOCCER DIGEST

 鹿島アントラーズとの、延長戦にもつれ込む激闘を制し、レアル・マドリーが2年ぶりに世界王者に返り咲いた。
 
 インターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)時代に最多タイの3回、クラブワールドカップとなってからはバルセロナ(3回)に次ぐ2度目の戴冠であり、通算5度目の世界制覇は歴代最多である。
 
 今回の勝利により、マドリーが114年のクラブの歴史において獲得した国際タイトルの数は21となった。
 
 その内訳は、クラブワールドカップ&インターコンチネンタルカップの5回の他、チャンピンズ・リーグ11回(カップ時代の優勝は6回)、欧州スーパーカップ3回、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)2回である。
 
 これでライバルのバルセロナをひとつ上回ることに。バルサが獲得した国際タイトルの内訳は、クラブワールドカップ3回、チャンピオンズ・リーグ5回(カップ時代1回)、カップウィナーズ・カップ4回、フェアーズ・カップ3回、欧州スーパーカップ5回である。
 
 ちなみにフェアーズ・カップとはUEFAカップの前身の大会であるが、UEFAとは異なり、FIFAはこれを公式のタイトルとして認めている。つまりUEFA基準で考えれば、マドリーは総数で4つ上回っていることになる。
 
 なお他にも、1940~50年代にはスモールワールドカップ、ラテンカップといった大会が行なわれ、前者がマドリー1回、バルサ1回、後者はともに2回の優勝を飾っている。
 
 国際舞台での実績では、マドリーが一歩リードするかたちとなったが、今シーズン、さらにその差を広げるか、あるいはバルサがすぐに追い付くか。いずれにせよ、今後もこのライバル同士が国内外で拮抗した競争を繰り広げていくことは間違いない。

【クラブW杯決勝PHOTO】鹿島が大健闘! マドリー、延長戦を制して世界一に!!

【PHOTO】クラブW杯を彩る美女サポーターたち♥
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事