柴崎の移籍報道が欧州発信で過熱!? スペイン有力紙も「あと13日間でフリーに」と動向を報じる

2016年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペイン2部クラブが関心を寄せるも「本人は1部でのプレーを望んでいるはずだ」と『マルカ紙』。

クラブW杯決勝のレアル・マドリー戦で2ゴールを放った柴崎。特大のインパクトを与える大活躍を見せた。写真:徳原隆元

 スペインの有力スポーツ紙『マルカ』が、クラブワールドカップ決勝で2ゴールを挙げて一躍"時のひと"となっている鹿島アントラーズのMF、柴崎岳の特集記事を掲載した。
 
 12月18日のレアル・マドリー戦でのハイパフォーマンスを称えつつ、記事の核心は柴崎の欧州挑戦へ。ドイツの移籍情報サイトが付けた柴崎の推定市場価格が200万ユーロ(約2億5000万円)と、予想外の安値である点に驚きを隠さず、それでもその数値が鹿島のクラブ内でトップであることを説明した。
 
 そして、移籍先の現実的な候補や本人の希望については、こう踏み込んでいる。
 
「柴崎はあと13日間でフリーになる。彼自身は欧州挑戦の意思を持っており、第1希望はラ・リーガ(スペイン・リーグ)のようだ。欧州移籍への機は熟したと考えており、代理人のロベルト佃氏にもその考えを伝えている。すでにドイツのクラブからオファーが届いていて、意中のスペインからはラージョ・バジェカーノとヘタフェ(いずれもスペイン2部リーグ)が強い関心を寄せているが、柴崎は1部リーグでのプレーを望んでいるはずだ」
 
 今回の奮迅の活躍で、世界的な知名度を一気に高めた。その活躍はスペインのみならず、英国、イタリアなどのサッカー先進国でも報じられているが、今後は日本国内だけでなく、この『マルカ』紙のように、欧州メディア発信の移籍報道が過熱しそうだ。

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