ミランがアタランタとスコアレスドロー。7戦連続ベンチスタートの本田は出番なし…

2016年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミランは後半に入って何度も敵陣まで攻め込むも…。

ミランはスソ(左)を中心に攻め込んだがゴールを奪えず、スコアレスドローに終わった。(C)Getty Images

 現地時間12月17日、ミラノのサン・シーロでセリエA17節のミラン対アタランタ戦が開催された。
 
 ミランはデ・シリオ、ロカテッリ、ニアングの主力3人を休ませ、代わりに左SBにアントネッリ、アンカーに本来インサイドハーフのベルトラッチ、左ウイングに本来インサイドハーフのボナベントゥーラを起用。現地メディアでは先発予想もあった本田圭佑は7試合連続のベンチスタートとなった。
 
 16節を終えて6位と躍進するアタランタは、カルダーラ、ガリアルディーニ、ゴメス、ペターニャなどほぼお馴染みのメンバーが先発に名を連ねた。
 
 ミランがボールを支配するものの、アタランタが素早いプレスと速攻で対抗する展開となった一戦で、最初に決定機を掴んだのはアウェーチーム。20分、ワンツーで抜け出したゴメスがゴール前左寄りでフィニッシュしたが、惜しくもゴールには至らなかった。
 
 30分に強引な仕掛けからペターニャがシュートを放てば、43分にはコンティ、45分にはカルダーラがヘディングシュートを放つなどその後もアタランタが猛攻を仕掛けるもゴールはならず。ミランは前半終了間際にオーバーラップしたアントネッリが左足でフィニッシュしたが、ポストに弾かれ、0-0でハーフタイムを迎えた。
 
 後半に最初の決定機を得たのはミラン。53分、ペナルティーエリアに入ったところで華麗に敵をかわしたボナベントゥーラが左足でシュートを放つが、ボールはポストの上を越えていった。
 
 ミランはその後も主導権を握って連続してアタランタ・ゴールに攻め込み、77分にラパドゥーラ、78分にクツカがビッグチャンスを迎えたがいずれもゴールには繋がらず。堪らずモンテッラ監督は82分、ラパドゥーラに代えてバッカを投入した。
 
 そのバッカは早速84分、スルーパスに反応してシュートを放ったが、惜しくも相手DFにブロックされた。87分、ミランはボナベントゥーラを下げてニアングを入れて交代枠を使い切り、これで本田の出番はなくなった。
 
 ミランは最後まで攻撃への強い意欲を見せたが、結局はアタランタの堅守を崩せず、スコアレスドローで終わった。
 
 ミランは12月23日にドーハでユベントスとのイタリア・スーパーカップに臨む。そのため翌18節のボローニャ戦は2月8日に延期される。
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