レスターに大敗もグアルディオラは「選手に不満を言うつもりはない」と前を向く

2016年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サッカーは良いことと悪いこととミスから成り立っている」(グアルディオラ)

試合中には大きな声を出すようなシーンはほとんどなく、冷静に戦況を眺めていたグアルディオラ。 (C) Getty Images

 12月10日(現地時間)、プレミアリーグ15節が行なわれ、レスターとマンチェスター・Cが対戦した。
 
 試合は、開始5分間でレスターがジェイミー・ヴァーディー(3分)とアンディ・キング(5分)の得点で幸先よく2点を奪う。
 
 さらにレスターの鋭いカウンターはマンチェスター・Cに牙をむき、20分と78分にヴァーディーがネットを揺らして、ハットトリックを達成。試合を決定付けた。
 
 4点を失ったマンチェスター・Cは、終盤にアレクサンダル・コラロフ(82分)とノリート(90分)のゴールで追い上げるも、2-4と敗れた。
 
 試合後、マンチェスター・Cの指揮官ジョゼップ・グアルディオラは淡々と試合を振り返った。
 
 自身の監督キャリアで初となる4点差をつけられたグアルディオラは、「我々が欲していた結果ではなかったのは確かだ。開始早々に2点をリードされる試合は、簡単なものではない。レスターはカウンターとセカンドボールへの反応がとても良く、守備も素晴らしかった」とレスターのプレーを評価した。
 
 マンチェスター・Cは前節のチェルシー戦(1-3)に続いてリーグ戦2連敗となった。しかし、グアルディオラは次のような前向きなコメントを残している。
 
「今は立ち上がって、何が起きたのかを分析する必要がある。選手たちが前進できるようにメンタル面で自信をつけることが必要だ。サッカーは良いことと悪いこと、そしてミスから成り立っている。選手たちに不満を言うつもりはない。勝点を取りこぼしているから、できる限り早く変化をする必要がある」
 
 なお、マンチェスター・Cはミッドウイークの12月14日に行なわれる14節のワトフォード戦で連敗脱出を期す。
 
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