地元紙が大敗のレスターを酷評。岡崎にも「小さなストライカーの貢献度は少なかった」と平均以下の評価が付く

2016年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラニエリも「彼らはチャンスを逃した」と控え組の出来に不満を示す。

守備的なプレーが目立った岡崎。後半に2度の得点機を得るも、いずれも決められずにチームに何ももたらすことができなかった。 (C) Getty Images

 レスターに所属する日本代表FWの岡崎慎司は、12月7日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のポルト戦に先発フル出場したものの、チームは今シーズン最多の5失点を喫して0-5と惨敗した。
 
 これを受け、地元紙『レスター・マーキュリー』は、10点満点評価の寸評採点を付け、岡崎には落第点の「4」と厳しく評価が下された。
 
 レスターはジェイミー・ヴァーディーやリャド・マハレズら主力を遠征メンバーから外し、スタメンも主将のウェズ・モーガンを除いて10人を入れ替えたが、多くのメンバーが試合勘の無さから攻守に稚拙なプレーを連発し、ポルトの鋭い攻撃の前に屈した。
 
 岡崎も試合途中にサイドハーフに回されるなど、守備に奔走する時間が多く、47分に訪れたチャンスもミスショットに終わるなどチームに変化をもたらせなかった。
 
 そんなチームを『レスター・マーキュリー』紙は酷評。チーム最高点はデマライ・グレイの「5」で、アーメド・ムサ、マルチン・ヴァシレフスキ、ジェフリー・シュラップには最低点の「3」が付いた。
 
 採点で平均に満たない「4」が付いた岡崎への寸評では、「忙しなく走り回ったが、多くの問題を引き起こすことはなかった。小さなストライカーの貢献は少しだけだった」と、主に攻撃で印象に残るプレーが少なかったことを言及されている。
 
 指揮官のクラウディオ・ラニエリは試合後に「結果については私の責任だが、彼らは大きなチャンスを逃してしまった」と控え組の不甲斐ないプレーに不満を示した。
 
 レスターは首位通過を決めていたが、普段出番の少ない選手たちのテストの場となった一戦で、チームにとって不安ばかりが浮き彫りとなる結果となった。
 
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