【J1昇格プレーオフ】柿谷の目に涙。怪我を乗り越えてのJ1復帰に「ただただ嬉しいです」

2016年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんなで勝ち取ったJ1への道だと思うので、本当に最高です」

キャプテンとしてチームを牽引した1年。J1復帰を果たした柿谷の目には涙が浮かんだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1昇格プレーオフ]C大阪1-0岡山/12月4日/金鳥スタ
 
 C大阪が3年ぶりのJ1復帰を果たした。12月4日に行なわれたJ1昇格プレーオフ決勝の岡山戦に1-0で勝利。昨シーズンのプレーオフ決勝では、87分に失点して福岡にJ1昇格を譲ったが、今シーズンは見事に守り切ってリベンジを果たした。
 
 キャプテンを務める柿谷は、「ただただ嬉しいです」。柿谷とっては、苦難の1年だった。6月の17節・長崎戦で負傷し、その後、再検査を経て8月に右足関節靭帯損傷の手術に踏み切った。戦線を離脱してチームの力になれないことに、キャプテンは深く悩んでいたに違いない。
 
 J1復帰を決めた瞬間、柿谷の目には涙が浮かんだ。
 
「やっぱりキャプテンとしてスタートした1年で怪我をしてしまい、本当にチームに迷惑をかけたが、最後にピッチに戻って来れて、みんなで勝ち取ったJ1への道だと思うので、本当に最高です。最高のチームですし、なにより5か月間、付き添ってくれたメディカルトレーナーの方たちには本当に感謝したいです」
 
 来シーズンの舞台はJ1。稀代のテクニシャンは、国内最高峰リーグで、再び妙技を見せてくれるだろう。

【昇格プレーオフPHOTO】C大阪が3年ぶりのJ1復帰
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