【CS決勝】金崎がPKキッカーを強奪!?「優磨(鈴木)には悪いですけど、もらいました(笑)」

2016年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダイビングヘッドとPKで2ゴールの金崎。チャンピオンシップMVPを受賞。

PKキッカーを巡って話し合う金崎(33番)と鈴木(34番)。最終的に金崎がキッカーを務めた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグチャンピオンシップ決勝の第2戦は、鹿島が2-1で勝利した。この結果、2戦合計2-2ながら、アウェーゴールルールで鹿島が優勝。第2戦で2点を決め、チャンピオンシップMVPに輝いた金崎夢生は、「最高の形で終われてメッチャ嬉しいです」と喜びを語った。

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 金崎は1点ビハインドの40分、遠藤康のクロスをダイビングヘッドで沈めて1点目。そして79分、途中出場の鈴木優磨が獲得したPKを左隅に突き刺して2点目を挙げた。この2点目のPKキッカーを決める際に金崎と鈴木の間でやりとりがあったようだが、最終的には金崎が務めた。
 
 同じような場面が、J1第2ステージ13節の新潟戦でもあった。鈴木が獲得したPKを金崎が「譲って」と交渉してキッカーを務めた。今回の浦和戦でも同じように、金崎が"おいしいところ"を持っていた形だ。

 ただ、鈴木はわだかまりを持ってはいないだろう。優勝の喜びはそれを上回るものだし、なにより前述の新潟戦でも「あの人が取ればチームが乗る」とエースを認める発言をしている。
 
「優磨(鈴木)には悪いですけど、もらいました(笑)」
 
 茶目っ気たっぷりに、そう語った金崎。さらに、「優勝できて本当に嬉しいです。いろいろ1年間ありましたけど、良い形で終われて最高です」と優勝を嚙み締めた。

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