カズ&ゴンの久保建英・評。「人を惹きつけるスター性がある」、「周りに影響を与えられる選手になってほしい」

2016年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スターは注目される中でも結果が出せる」(カズ)

カズ(左)とゴン(右)がプーマのスパイク発表会に登場。久保建英に対するそれぞれの印象を語った。

 カズこと三浦知良(横浜FC)とゴンこと中山雅史(アスルクラロ沼津)が12月1日、都内でプーマの新作スパイク『evoTOUCH J』の発表会に登場した。
 
 イベント中にはスパイクに関する思い出をはじめ様々なテーマについて語り合い、終了後は報道陣の質問に対応。カズが「50歳のふたり(カズは来年2月、ゴンは9月で50歳)がこんなところに出てきていいのかなって、いまゴンちゃんと話していたんですよ(笑)。若い選手にもプーマを履いてほしいね」と語れば、ゴンも「自分はスターだとは思ってないけど、スターはみんなが望むプレー、結果を残せる選手」とコメント。さらにカズも「スターはサポーターやメディアのみなさんに育ててもらうものでもあるし、自分の意識を高く持ち、注目される中でも結果を出すことが大事」と自身のスター論を語った。
 
 そして、日本で「次代のスター」として大きな注目を浴びる15歳の久保建英(FC東京)についても言及。11月に史上最年少となる15歳と5か月1日でJ3デビューを果たし、U-19代表にも飛び級で招集された超逸材に対する印象を、それぞれ次のように語った。
 
ゴン「非常に受け答えが堂々としている。U-16アジア選手権も観させてもらいましたが、非常に落ち着いているし、自分のプレーを高めよう、生かそうと考えながらプレーしているように感じました。チームの中心になっていましたよね。いずれは日本の中心選手、日本を引っ張っていける選手になっていってほしい。それに周りが追随するような、周りに影響力を与えるようなプレーヤーになってほしいと思います」
 
 カズ「僕はニュースとかでしか観たことがないんですが、あの若さでグラウンド上での存在感がとてもありますよね。J3デビューした時を見ても、みんなを惹きつける、目線を集められるスター性みたいなのがある。まだフィジカルの問題があるので、上のカテゴリーでやるのは本当に大変だと思うんですが、少しずつステップアップしていってほしい。本当に世界を代表する選手になろうと自分で意識していると思うので。ゴンちゃんが言った通り、世界に日本サッカーを引き上げていってほしい。まだ中学3年生ですもんね、すごいよね」
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