【J1昇格プレーオフ準決勝】6位からの下剋上!岡山が赤嶺のAT弾で3位・松本を撃破

2016年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドラマが待っていたのは90+2分、起死回生のゴールが生まれる。

終了間際の90+2分、赤嶺が決勝点を挙げた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 [J1昇格プレーオフ準決勝]松本1-2岡山/11月27日/松本
 
 J1昇格プレーオフ準決勝の松本×岡山が27日、松本平広域公園総合球技場で行なわれ、2-1で岡山が勝った。この結果、年間6位の岡山が年間3位の松本に下剋上を果たし、C大阪との決勝に駒を進めた。
 
 先制点を奪ったのは岡山だった。23分、ロングボールに赤嶺が競り勝って相手最終ラインの裏にボールを落とすと、これを受けた押谷が独走。相手DFが寄せてくる前にGKの位置を見てミドルを放ち、サイドネットに突き刺した。カウンターのワンチャンスを生かした鮮烈なゴールだった。
 
 一方の松本は74分、セットプレーから同点に追いつく。宮坂の高精度CKに、中央のパウリーニョがヘッドで合わせた。
 
 そしてドラマが待っていたのは、終了間際の90+2分。ロングボールを徹底して放り込んでいた岡山の狙いが奏功。豊川の落としに反応して最終ラインの裏に抜け出した赤嶺が、GKとの1対1なり、冷静に決勝点を流し込んだ。
 
 その後、岡山は懸命に身体を張ってゴールを死守。松本の猛攻を撥ね返し、2-1のまま試合を終わらせた。
 
 決勝点の赤嶺は、「トヨが良い落としをしてくれましたし、GKを見てしっかりシュートできた。ちょっと1回ゆっくり休んで、また頑張ります」。チームメイトを称賛し、決勝への意気込みを語った。
 
 J1昇格を懸けたプレーオフ決勝は12月4日、C大阪のホームであるキンチョウスタジアムで行なわれる。
 
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