【松本】「少し前にもアルウィンでやって……」。田中隼磨はPO準決勝の相手・岡山をどう見るか

2016年11月20日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「お互い、手の内は分かっている。正々堂々と戦いたい」。

攻守にフル回転の働きを見せた田中。後半にはクロスのこぼれ球に反応し、右足で鋭いシュートを放ったが、これは枠を捉え切れなかった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 今季のリーグ最終戦、松本は横浜FCに3-2と競り勝った。自分たちのやるべきことはやった。しかし、自動昇格の2枠を勝ち取ったのは、札幌と清水だった。
 
 3位に終わった松本はプレーオフに進出する。アルウィンで戦う準決勝の相手は、6位の岡山。決して楽な相手ではない。
 
「残りの2試合に向けて、切り替えてやりたい」と語る田中隼磨は、岡山の印象について次のように語った。
 
「少し前にも、このアルウィンでやって、最後に追いつかれている。お互いに手の内も分かっているし、開き直った戦いができると思うので。何も隠すことなく、正々堂々と戦っていきたい」
 
 10月8日の35節、岡山をホームに迎えた松本は、62分に工藤浩平のゴールで先制も、87分に矢島慎也に同点弾を決められ、ドロー決着に終わっている。ちなみに、アウェーでの対戦(18節/6月12日)では1-2と敗れている。
 
 今季の相性は良くないが、ホームで戦えるアドバンテージをフルに生かして、まずは決勝進出を決めたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【松本3-2横浜FC】松本が勝利するも、3位で最終戦を終えJ2プレーオフ進出へ!

 
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