U-20日本女子が5ゴール大勝でGL突破! 先制点の長谷川は離脱の友を思い涙…

2016年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本がグループ1位で決勝トーナメントへ。

今大会初ゴールを含む2得点を挙げた長谷川。グループリーグ突破を懸けた一戦で輝きを放った。(C) Getty Images

[U-20女子W杯] 日本 5-0 カナダ/11月20日/ポートモレスビー

 パプアニューギニアで開催されているU-20女子ワールドカップは11月20日、首都ポートモレスビーでグループBの最終戦が日本時間の15時から行なわれ、日本はカナダを5-0で下し、グループリーグ首位通過を決めた。

 第2戦のスペイン戦を0-1で落とし、1勝1敗で最終戦を迎えた日本は、立ち上がりからカナダを押し込みチャンスを作る。そしてCKから長谷川唯がこぼれ球を押し込み先制。42分にも籾木結花のシュートのこぼれ球を上野真実が押し込み2-0とする。日本が2点リードで前半を折り返す。

 後半立ち上がりのピンチを何とか凌いだ日本は、林穂之香が右足でゴールネットを揺らし3点目。さらに長谷川がヒールで流し込む技ありの4点目を奪うと、途中出場の杉田妃和も豪快に右足で蹴り込み5点目をゲット。日本が5-0でカナダを一蹴し、グループリーグ1位で決勝トーナメント進出を決めた。

 この日2得点の長谷川は試合後のフラッシュインタビューで「うまくこぼれ球が来た。ポジショニングが良かった」と先制点を振り返ると、インタビューの最後に言葉を詰まらせ、「今日は泣かないと決めていたけど…」と涙を見せる場面も。大会直前に負傷離脱した同じ日テレ・ベレーザに所属するDF清水梨紗を思い、「(大会に)来れなかった梨紗の分も頑張ろうと思っていた」と涙の理由を明かした。
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