鳥栖がエース“トヨグバ”と契約更新! 例年より早い発表でタイトルへの強い意気込みを示す

2016年11月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季は5シーズン連続の2桁得点を記録。

契約更新を発表した豊田。今シーズンは13得点を記録した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1のサガン鳥栖は11月17日、FW豊田陽平と来季の契約を更新したと発表した。
 
 豊田は今季のリーグ戦で13得点をマーク。5年連続の15ゴールには届かなかったものの、鳥栖の絶対的なエースとしてチームを牽引した。
 
 契約を更新した豊田は、「今までより、約2か月早く発表させていただきました。これは私自身、そしてクラブからのタイトル獲得に向けた、一つ目の強いメッセージと受け取っていただければと思います」とコメント。例年より早い発表でタイトル獲得への強い意気込みを示した。
 
 また、「私たちは今シーズンをもって、一人の宝を失うことになります。ですが、それと同時に大きな希望を耳にし、胸に刻むことができたはずです」と続け、韓国の兵役制度により今季いっぱいで退団したキム・ミヌについて言及。クラブへの貢献に改めて感謝し、自らがエースとしてチームを引っ張る決意を示している。
 
 鳥栖は前日にフィッカデンティ監督との契約を更新していた。今季第2ステージでは一時3位に立つ原動力となった、監督とエースの連日の"待望"の発表により、2017シーズンへの期待が早くも膨らむ。今後、新戦力の獲得はあるのか? 移籍マーケットでの動向も注目される。
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