清武の同僚ナスリ、ペップから「深夜の情事」を禁止されていたと告白

2016年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ナスリはペップを「口うるさい人」とも。

セビージャ移籍後、ナスリはコンスタントに出場機会を得て公式戦10試合出場・3得点と、チームの中心となっている。マンチェスター・Cを離れた選択は間違っていなかったと言えるだろう。 (C) Getty Images

 清武弘嗣も所属するセビージャの元フランス代表MFのサミア・ナスリが、古巣マンチェスター・シティの指揮官、ジョゼップ・グアルディオラとのエピソードを明かした。仏紙『レキップ』が伝えている。
 
 今夏にマンチェスター・Cからレンタルでセビージャへと移籍してきたナスリは、レキップの取材に対し、「ペップからは遊ぶのは真夜中になる前までだと言われたよ。たとえ次の日が休みだったとしてもね」とスペイン人指揮官から "深夜の情事"を禁止されていたことを明かした。
 
 ナスリは、グアルディオラが真夜中にセックスをすることを禁じた理由について、次のように語っている。
 
「彼は『きちんとした睡眠を取るべきなんだ。これが(リオネル・)メッシや(ロベルト・)レバンドフスキを大ケガから避けさせて、最大限の能力を引き出せた方法でもある』って僕に説明してくれたよ」
 
 しかし、ナスリは全てを管理しようとするグアルディオラに嫌気がさしていたようで、「グアルディオラはトレーニングの初日に僕がどうプレーすべきか、どうやって身体を絞るべきかを指摘した。そして翌日にはフィットネスメニューが詰まったビデオを持ってきたんだ。彼は『君をいじめるつもりはない。ただ、君が再生するために全力を尽くす』と言ってくれたけど、彼は口うるさい人だよ」と語った。
 
 グアルディオラは、ナスリに科した禁止事項のほか、マンチェスター・Cでは、3G回線の使用を禁じ、朝食と昼食をチーム全員で取ることを義務付けており、パブロ・サバレタが「ほとんど監禁されている状況だ」と漏らすほどの徹底した管理体制を行なっていることが話題となっている。
 
 ナスリはマンチェスター・Cを去る際に「愛と多くのプレー時間をくれる家族的なクラブを欲していた」と語っていただけに、完璧主義者のグアルディオラの指導スタイルは水に合わなかったのかもしれない。
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