【日本代表】「若い選手は恥ずかしがり屋な面がある」ハリルが若手のメンタリティに注文

2016年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

若手に自分を表現するよう求める。

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が11月10日、キリンチャレンジカップ・オマーン戦に向けた前日会見を行なった。
 
 そのなかで招集回数の少ない若い選手たちの抜擢について問われたハリルホジッチ監督は、次のように述べた。
「(起用の)優先順位はサウジアラビア戦でチームがよりよいパフォーマンスを出せるかを(前提に)考えている。確かに若い選手も呼んだ。それは我々と何回かトレーニングを積んでもらうためでもある。若い選手にとって有効なことだし、チームにとっても役に立つ」
 
 おそらくはこれまで出場機会の少なかった若手の起用もあるだろうが、「グループの雰囲気を感じてほしい」(ハリルホジッチ監督)という狙いもある。
 
 そんな代表の若手に対して、指揮官はメンタリティの部分でいささか思うところもあるようだ。
「(メンバー発表の)会見でも言ったが、若い選手は代表チームに来ると恥ずかしがり屋な面がある。10日間、いろんな選手と関わるが、フリーな状態でいろんな話をしている。例えば丸山は、最初は大島よりも恥ずかしそうな感じだった。ただ、だんだん習慣がついてきて、トレーニングもパーソナリティも随分変わってきた印象だ」
 
 ハリルホジッチ監督は、4日のメンバー発表会見でも「若い選手はグラウンドでもグラウンド外でもまだまだ恥ずかしがり屋」と言い、若手により自分を表現するよう求めている。「若くてクオリティがある選手を呼んでグループに若さをもたらしたい」と言う指揮官。そこには若手の台頭への期待が感じられる。
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