『NIKE MOST WANTED』の日本代表、白川恵士朗と西尾翼が鹿島の練習に特別参加!

2016年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

世界中の猛者が集う『グローバルファイナル』の突破を目指して。

鹿島のトレーニングに参加した白川(右)と西尾(左)。石井監督(中央)からは貴重なアドバイスをもらった。写真:ナイキ

 若き才能を発掘する世界規模のスカウトプロジェクト『NIKE MOST WANTED』の"日本代表"に選出されたMF白川恵士朗(元柏レイソルU-18/現無所属)とMF西尾翼(東海大学)が11月8日、鹿島アントラーズのトレーニングに特別参加した。
 
 11月25日からイングランドで世界中の猛者が集う『グローバルファイナル』に挑む2人は、「世界仕様」のメンタルとフィジカルを手に入れるための強化トレーニングの一環として名門・鹿島で研鑽を積んだ。
 
 ランニングやボール回しなどのウォーミングアップ後は、5対5のミニゲームに参加。ハーフコートよりやや小さいエリアで激しく攻守が入れ替わるゲームは、「もう身体がバキバキです」(西尾)とかなりハードで、プロの厳しさを体感した。
 
 最初は緊張した表情を浮かべていたが2人だが、ゲームになるとそれぞれが自分の持ち味を発揮しようと奮起。西尾は視野の広さを生かしてアシストを、白川は左足から力強いシュートを放った。
 
 白川は石井正忠監督から「左利きはどのポジションでも重宝される。そこにこだわりを持って、最大限に生かしてほしい。今日も良いスルーパスや浮き玉のパスを出していたので、左足の技術をもっともっと磨き上げてほしい」とアドバイスをもらう。本人は「課題がたくさん見つかった」と充実感に溢れており、本番に向けて一段と気合が入った様子だった。
 
 西尾は石井監督に「運動量も多いし、技術もしっかりしている」と評価され、「あとは、一つひとつの質を高めていくことが必要」と助言された。本人も「プロの練習は一つひとつのクオリティーが高かった」と課題を実感しており、その言葉に深く頷いた。
 
 10月に『ジャパンファイナル』を勝ち抜いた両選手は、11月25日からイングランドのセント・ジョージズ・パークで開催される『グローバルファイナル』に日本代表として参加する。世界最高峰のトレーニングやプロクラブのスカウトの機会を得られる『NIKE ACADEMY』入りを掛けて、世界各国から選出された猛者たちと戦う。
 
 鹿島でプロの「厳しさ」や「激しさ」から多くの刺激を受けた2人。決意を新たにした若き"日本代表"の挑戦に注目したい。
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