【ジオバニ・ドス・サントス|インタビュー】全盛期でのMLS移籍の決断は正しかった

2016年11月17日 サッカーダイジェスト編集部

「この土地に欠かせない存在になりたい」

 2015年7月から、メジャーリーグサッカー(以下MLS)に活躍の場を移したジオバニ・ドス・サントス(メキシコ代表FW)。かつてバルセロナやトッテナムなど欧州のトップクラブでプレーした"大物"は、MLSをどう見ているのか。
 
 ロサンゼルスの風土や自身の生活ぶり、所属するロサンゼルス・ギャラクシーの印象などを語ってくれた。
 
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――MLSはどんなリーグですか?
 
 誰もがここでプレーしたいと思えるような強いリーグになっていっているね。若い選手たちも素晴らしいプレーをしているし、すごく魅力的なリーグだと思うよ。
 
 
――MLSの印象は?
 
 MLSは成長し続けているリーグのひとつだ。なんて言えばいいかな……このリーグの選手たちはフィジカル面に優れていて、90分間ずっとインテンシティを落とさずにプレーし続けることができる。
 
 技術的にはスペインのほうが優れているだろう。ただ、それも少しだけさ。上手く言葉にできないんだけどね。
 
――ロサンゼルスでの生活はどうですか?
 
 ロサンゼルスは本当に素晴らしい街だよ。ラテン系の人々からはたくさんの愛と敬意をもらった。トレーニング外の時間でも、ファンからのサポートを感じるんだ。恵まれているなと思う。
 
 僕はいつも、自分の名前を呼んで応援してくれるサポーターたちに背中を押してもらっている。こんなに心強いことはないね。そうやって得られるものは、サッカーで最も感動することのひとつだ。
 
――ロサンゼルス・ギャラクシーはどんなチーム?
 
 チームメイトもコーチ陣も熱心にサポートしてくれる。ここのすべてが大好きだよ。僕はここで本当のスターになりたいし、今はすごく良いタイミングだとも思っている。
 
 サッカーを好きになりかけたばかりの人がたくさんいる、この土地に欠かせない存在になりたい。その願いが通じたのかな。多くのラテン系の人たちがサッカーに夢中になってくれているんだ。
 
――MLSには多くのトッププレーヤーが国を越えてプレーしに来ています。
 
 自分はキャリアの全盛期に移籍してきたと思っている。だから、トップレベルでプレーできる年数はまだたっぷり残っている。
 
 日々進化を遂げているこの素晴らしいチームに来るという決断が、正しいものだったと思うよ。ロサンゼルス・ギャラクシーには、可能性を広げてくれるものが揃っているんだ。
 
取材・文:ロサンゼルス・ギャラクシー
 
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 ロサンゼルス・ギャラクシーが、若手主体のプロチーム「LAギャラクシーⅡ(セカンドチーム)」のオープントライアウトを開催。千葉県千葉市のフクダ電子スクエアにて12月15日から16日に行われる予定だ。
 
 同トライアウトでは、参加者の中から優秀者最大5名を選出し、さらなる選考のために、17年2月6日~10日までロサンゼルスへ無償で招待。プロ契約を懸けて、現地で行なわれるセカンドチームの練習に参加できる。
 
トライアウト詳細サイトはこちら→http://www.lagalaxy.com/tryouts/japan
 
■募集要項
「LAギャラクシー2(セカンドチーム) トライアウト in JAPAN」
日時: 12月15日(木)、16日(金)  9:00~15:00
場所:フクダ電子スクエア(千葉県)
対象年齢:17歳以上25歳以下(男性のみ)
参加費:185USドル(約19000円)
特典:ひとり2枚、トライアウト時に着用するLAギャラクシーTシャツを提供
   優秀者5名をLAへ無償で招待。プロ契約を懸けてセカンドチームの練習に参加
 
●問い合わせ先
Blue United Corporation
info@blueutd.com
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