名古屋が闘莉王との契約を更新せず。「僕の力不足で残留に導けなくて申し訳ない」

2016年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最高の仲間に出会い、ともに闘うことができた僕は本当に幸せ者」

クラブと来季の契約を更新しないことが発表された闘莉王。J1残留に導けなかったことを「僕の力不足」と語った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の名古屋グランパスは11月7日、田中マルクス闘莉王との契約を更新しないことを発表した。

 昨季限りで名古屋を退団していた闘莉王は低迷するチームを救うべく、ジュロヴスキー監督からの要請を受け再契約すると、今季第2ステージ11節の新潟戦で再デビュー。降格圏に沈むチームを一時は残留圏の15位にまで浮上させた。しかし、同15節に再び降格圏の16位に後退すると、再浮上は叶わず。チームをJ1残留に導くことはできなかった。

 闘莉王はクラブを通じて、以下のコメントを発表している。
「最高の仲間に出会い、共に闘うことができた僕は本当に幸せ者です。常に背中を押してくれた心強いファン・サポーターの方々には心から感謝しています。僕の力不足で名古屋グランパスをJ1残留に導くことが出来なくて、本当に申し訳ないです。僕は退団することになりましたが、これからも名古屋グランパスを愛する気持ちは変わりません」

 名古屋は11月6日に、ボスコ・ジュロヴスキー監督との契約を更新しないことも発表しており、来シーズンは新体制でのスタートとなる。
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