松本が16戦負けなしの快進撃! 優勝も視野に入るも反町監督「雑音は全部無視!」

2016年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々は我々の戦いを続けるだけ。プレることなく2試合を戦う」

いよいよ札幌の背中を捉えた松本の反町監督。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J2リーグ40節] 松本 2-0 東京V/11月6日/松本

 2位の松本が16戦負けなしの快進撃! 東京V戦に勝利し、いよいよ首位・札幌をハッキリと射程距離に捉えた。

 前半、前線からのプレスとがショートカウンターが冴え渡った松本は、23分に石原が先制点を奪うと、29分にも相手のミスを逃さず、カウンターから高崎の豪快なシュートで加点。後半は風の影響もあり押し込まれたが、「GKのダニエルを中心によく頑張った」(反町監督)という守備陣の踏ん張りもあって東京Vを無失点に抑え、2-0と勝ち切った。

 これで松本は勝点を81に伸ばし、この日敗れた札幌と勝点で並んだ。得失点差+1の差で札幌に首位を譲るが、次節の町田戦に勝利し、得失点差で上回れば首位浮上となる。

 東京V戦後のインタビューで反町監督は、「我々は我々の戦いを続けるだけ。ぶれることなくあと2試合やっていきたい」と泰然自若の構え。さらに、インタビュアーに「優勝も見えてきたが…」と問われると、「これからはそういう雑音も全部無視してやらなきゃいけない」と、周囲からの高まる期待にも惑わされずに、残り2試合に臨む決意を示した。

 次節の町田戦に関しては「近いところなのでたくさん来てほしい。チケットがあまりないと聞いていますが、どこからでも応援してください」とサポーターに呼びかけていた。
 
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