【FC東京】久保建英がトップチームで初練習。5日の長野戦で“J最年少出場記録”を樹立か

2016年11月04日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

長野戦に出場すれば、“15歳と5か月1日”と最年少出場記録に。

トップチームに2種登録されている久保。長野戦でJ3デビューなるか。写真:徳原隆元

 16年11月4日、FC東京U-18所属の久保建英がトップチームで初練習。おそらくメンバー入りするだろうJ3の長野戦に向け、小平グラウンドで調整した。
 
 クラブの関係者に加えて複数のテレビクルーも見守るなか、久保はおよそ1時間半のトレーニングをこなし、パスやシュート練習では正確なキックを披露していた。その久保について、FC東京U-23の中村忠監督は練習後にこう述べている。
 
「技術的に非常に高く、判断力も優れていて可能性のある選手。(明日の長野戦で)試せるチャンスがあれば使いたいと思いますけど、そこは明日になってみないと分からない。流れを見て、決めたいと思う。出場した場合は、攻撃のクオリティーの部分を出してもらいたい。
 
 正直、(久保が)メンバーに入るかもわかりません。試合当日にスタメンを決めるので、なんとも言えないところがあります。メンバーのバランスなんかもみて決めたいと思いますが、全員の選手に先発でもサブでもちゃんと準備するように言いたいです」
 
 FC東京U-18在籍の平川怜が10月30日の相模原戦でJ3最年少出場記録を更新(16歳と6か月10日)したばかりだが、仮に2001年6月4日生まれの久保が長野戦に出場すれば"15歳と5か月1日"と新たなレコードを樹立することになる。
 
 ちなみに、J1の最年少出場記録は森本貴幸(当時・東京V)の15歳と10か月6日、J2のそれは菊池大介(当時・湘南)の16歳と2か月25日。J1~J3の枠を取り払い、Jリーグという広い範囲で見ると、久保が長野戦に出場すれば"Jリーグ最年少出場記録"を更新することになる。
 
 注目の長野戦は11月5日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で13時にキックオフ予定だ。
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