【J1展望】浦和×横浜|年間1位への最終関門、“横浜の鉄壁”「4-1-4-1」を攻略だ!

2016年11月02日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――ペトロヴィッチ監督は「甲府のようだった」と横浜の戦いぶりを皮肉る!?

故障者/浦和=梅崎、宇賀神 横浜=下平、中村、栗原、中町
出場停止/なし

J1リーグ・2ndステージ17節
浦和レッズ –  横浜F・マリノス
11月3日(木)/13:30/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
第2ステージ(16節終了時):1位 勝点40 13勝1分2敗 34得点・11失点
年間成績(33試合終了時):1位 勝点73 23勝4分6敗 60得点・27失点

【最新チーム事情】 
●年間勝点1位に加え、歴代の最多勝点と最少失点を狙う!
●遠藤は引いた相手へのビルドアップに自信を深める。
●関根は11月のマリノス戦に「良い思い出」。

【担当記者の視点】 
 前節の磐田戦(〇1-0)で第2ステージ優勝を決めたが、あくまでもターゲットは年間勝点1位とCS制覇。阿部も「マリノス戦からが新たなスタート」と気を引き締めた。無失点勝利を収めたならば、歴代の最多勝点と最少失点を更新する。西川も「モチベーションになる」と語り、「でも失点したからといって崩れないことも大切」と話した。
 
 第1ステージで対戦した横浜(△0-0)のイメージについて、ペトロヴィッチ監督が「甲府のようだった」と皮肉交じりに守備的な戦いぶりを指摘。今回はより浦和対策の布陣にしてくると見られるが、基本的な戦い方は変えない(もちろん、対策も練っているようだが……)。

 遠藤は「前節は裏を狙いすぎたけど、引く相手に対するビルドアップは整理できている」と話す。そして「攻めている時に、どこに相手のFWが残っているか気をつけることが大切。それは最近いつもできている」と話す。
 
 ウイングバックの関根は「このマリノス戦は良い思い出がある」と、14年11月3日に突き刺した決勝点の再現を狙う。「ワイドで違いを見せたい」と意気込む関根が、今季初の前売り券完売で満員に埋まるスタジアムを大歓声に包み込む。
 

次ページ横浜――重責を担うアンカー喜田の出来が鍵を握る。

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