仙台のR・ロペスに人気が集中。G大阪、神戸が興味、柏がオファーとも

2016年11月02日 サッカーダイジェスト編集部

仙台と契約を残しているため違約金が発生するが…。

試合を重ねる毎にフィットしてきたR・ロペス。ウイルソンの放出が決まっているだけに、仙台が簡単に手放すとは思えないが……。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 状況が目まぐるしく変化する移籍市場において、抜群のタイミングで強烈な存在感を示したのが、仙台のハモン・ロペスだった。
 
 各クラブが来季のチーム編成に本格的に動き始める10月。水面下で新戦力の獲得、あるいは主力の引き留めを巡る綱引きが活発化するこの月の最初の試合(鳥栖戦)で、R・ロペスはクラブ史上初となる J1でのハットトリックをマークしたのだ。
 
 しかも、3つのゴールはいずれも圧倒的な個の能力を見せつけたものとあって、前線の即戦力を求めるクラブの強化担当者たちの関心が一気に高まったようだ。直後、契約内容を問い合わせる連絡が相次いだと聞く。
 
 なかでも強い興味を示したのが、神戸とG大阪、そして柏だ。神戸はP・ジュニオールがチームを去った際の後釜として、G大阪は来季から完全移籍となるアデミウソンの相棒としてリストアップ。柏はすでに正式オファーを出したとも言われる。
 
 R・ロペスは仙台と契約を残しているため違約金が発生するが、多くの関係者が、この快足アタッカーの動向を注視している。
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