古巣に大敗のモウリーニョ、耳打ちで敵将コンテに「負け惜しみ」!?

2016年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

悔しさから出た意外な発言とは?

試合後に苦虫を噛み潰したような表情を浮かべたモウリーニョ。チームはいまだ完成度が低く、組織作りにはまだまだ時間がかかりそうだ。 (C) Getty Images

 10月23日(現地時間)、プレミアリーグ第9節でチェルシーがマンチェスター・ユナイテッドを4-0で下した。
 
 昨年12月にチェルシーを解任されて以来となるスタンフォード・ブリッジ凱旋となったマンチェスター・Uの指揮官ジョゼモウリーニョは、試合前に「常に感謝すべきものがある」とチェルシーへの思いを口にしていたが、まさかの大敗を喫してしまった。
 
 一部のチェルシーファンから「あなたはもう特別じゃない」とチャントされるなど、ゲーム内容も含め、古巣相手に辛酸を嘗めたポルトガル人指揮官だが、試合終了直後に意外な行動に出た。
 
 敵将のアントニオ・コンテに歩み寄ったモウリーニョは、なにやら耳打ち。現地メディアによると、「これはあくまで私の意見だが、1-0ならばやるが、4-0なら私はああいった屈辱的な行動には出ない」とイタリア語で言ったという。
 
 すでに4点差が付いていた試合終了間際にオーバーアクションでスタンドを煽ったコンテに対して、「すでに試合が決まっていたのに、適した行動ではない。相手へのリスペクトを欠いている」と苦言を呈した格好だ。
 
 正論にも聞こえる一方で、戦術的完成度で大きく差を付けられたモウリーニョがコンテに対して負け惜しみを言っているようにも見えなくもない……。
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