【U-19アジア選手権|カタール0-3日本|採点・寸評】主導権を渡さず準々決勝進出! 先制点で流れを呼び込んだ岩崎に最高点

2016年10月21日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

クリーンシート達成の守備陣は全員及第点以上の出来。

【警告】カタール=アブデルラーマン(22分)、H・アハマド(35分) 日本=坂井(45分)、冨安(73分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】岩崎悠人(日本)

【チーム|採点・寸評】
U-19日本代表 6.5
試合の入りは良く、前線からのプレスで相手のフィードやパスを遮断しながら主導権を掴む。中盤のスペースを効果的に使いながら前半で2点を奪うと、ややペースの落ちた後半も、前掛かりになった相手の隙を突いて加点。攻守に組織的な戦いを見せた。

【PHOTO U-19アジア選手権 日本3-0カタール】攻撃的に戦いグループリーグ1位で突破を決める

【選手|採点・寸評】
GK
1 小島亨介 6.5
フィードこそ不安定な面はあったが、30分にはアブデルラーマンの強烈なシュートを阻止。DF陣との連係にも問題は見られなかった。
 
DF
3 中山雄太 6.5
28分にCKから高い打点のヘッドでネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドで取り消しに。それでも終始冷静に状況を見極め、ピンチを阻止するその振る舞いは、実に頼もしかった。
 
5 冨安健洋 6.5
ロングフィードを放り込まれても、目測を誤ることなく冷静に撥ね返し続けた。62分にはFKの流れからチーム3点目を決め、攻守に首尾良く働いた。
 
2 藤谷 壮 6.5
2試合出番がなかった鬱憤を晴らすかのように、持ち味の突破力を披露。「自分だったらスピードを活かした突破がもう少しできる」との言葉通りのプレーを、ピッチで実践した。
 
19 舩木 翔 6.5
積極的に高いポジショニングを取り、前線へ正確なクロスを供給。相手へ素早く身体を寄せてマイボールにする守備も光った。

次ページ抑えの利いたミドルを叩き込んだ三好は「7」。

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