【ルヴァン杯決勝】最も走った選手は…“あの左SB”が「2冠」に輝く

2016年10月15日 サッカーダイジェスト編集部

両チームで唯一の16km台をマークした藤春が走行距離ナンバー1。

G大阪の左SB藤春(4番)が走行距離とスプリント回数で「2冠」に輝き、無尽蔵のスタミナを見せつけた。 (C)SOCCER DIGEST

[ルヴァン杯決勝] G大阪1(4PK5)1 浦和/10月15日/埼玉スタジアム2002

【ルヴァン杯決勝 PHOTO】G大阪 1(4PK5)1 浦和|激闘の末浦和が13年ぶり2度目のリーグカップ制覇!
 
 ルヴァンカップに名称変更後、初のタイトルは浦和レッズが手にした。試合はPK戦までもつれる死闘となったが、120分間で最も走った選手は誰か。Jリーグ公式サイトで発表されたトラッキングシステムのデータより、走行距離とスプリント回数をランキング化した。
 
 両チームトップの距離を走破したのは、G大阪の左SB藤春廣輝。延長戦も含めて激しいアップダウンを繰り返し、チームのために身体を張った。

 もっとも、対峙した関根貴大や駒井善成の仕掛けに押し込まれる場面も多く、「効率」に関してはあまり良くなかった印象だ。その他、2位と3位には、守備で広範囲をカバーする献身性を見せた、ボランチの柏木陽介と井手口陽介が入った。
 
■両チーム総合 走行距離トップ5
順位 選手名  出場 走行距離
1 藤春廣輝  120分 16.009km
2 柏木陽介  120分 15.618km
3 井手口陽介  120分 15.447km
4 関根貴大  120分 14.876km
5 阿部勇樹  120分 14.801km
 
■G大阪 走行距離ランキング
順位 選手名 出場 走行距離
1 藤春廣輝 120分 16.009km
2 井手口陽介 120分 15.447km
3 今野泰幸 120分 14.145km
4 米倉恒貴 120分 13.988km
5 丹羽大輝 120分 13.805km
6 遠藤保仁 120分 13.505km
7 金 正也 120分 12.783km
8 倉田 秋 88分 11.545km
9 大森晃太郎 72分 9.009km
10 長沢 駿  54分 8.336km
11 アデミウソン 66分 7.115km
12 藤本淳吾 48分 6.635km
13 東口順昭 120分 6.013km
14 呉屋大翔 32分 4.872km
チーム合計 153.207km
 
■浦和 走行距離ランキング
順位 選手名 出場 走行距離
1 柏木陽介 120分 15.618km
2 関根貴大 120分 14.876km
3 阿部勇樹 120分 14.801km
4 森脇良太 120分 14.319km
5 興梠慎三 120分 13.795km
6 槙野智章 120分 13.629km
7 遠藤 航 120分 13.545km
8 駒井善成 84分 12.100km
9 高木俊幸 76分 9.241km
10 武藤雄樹 70分 8.232km
11 ズラタン 50分 6.938km
12 西川周作 120分 6.827km
13 李 忠成 44分 6.142km
14 宇賀神友弥 36分 3.893km
チーム合計 153.956km

次ページ藤春、井手口のG大阪勢ふたりがスプリント30回オーバー。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事