【W杯最終予選】韓国がイランに衝撃的な完敗劇。90分を通じシュート1本に抑え込まれる

2016年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

イランに終始押し込まれて敗れた韓国はグループA3位に後退

韓国はイランに完敗。好調を維持しているソン・フンミンもこの試合では不発に終わった。(C)Getty Images

 ロシアワールドカップ・アジア最終予選のイラン対韓国は10月12日、イランのテヘランで行なわれ、イランが1-0で勝利を収めた。
 
 ホームのイランが立ち上がりから攻勢に出る。11分、自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けると、右サイドに展開。ボールを受けたジャハンバフシュがカットインから強烈なシュートを放つも、これは相手DFにブロックされた。
 
 さらにイランは17分、左サイドでFKのチャンスを得ると、そこからゴール前に鋭いクロスを供給。ファーサイドでフリーになったジャハンバフシュが合わせるも、惜しくも枠を捉えることができない。
 
 すると、立ち上がりからチャンスを作り続けたイランがついに先制点を奪う。25分、後方でのビルドアップから鋭い縦パスを供給し、右サイドに展開すると、そこから低い弾道のクロスが送り込まれる。これを中央のアズムンがつま先で合わせ、技ありシュートで鮮やかにゴールネットを揺らした。
 
 リードを許した韓国は後半になってもイラン相手になかなかシュートを放つことができない。神戸GKキム・スンギュの好セーブもあり、最少失点で凌いだものの0-1で試合終了。9本のシュートを放ち枠内シュートが4本のイランに対し、韓国は90分を通じてわずかシュート1本、枠内シュート0本に抑え込まれた。韓国は相手ゴールを脅かすことができず、終始押し込まれる展開でイランに完敗を喫した。
 
 敗れた韓国はグループA3位に後退。一方のイランは勝点を10に積み上げ、グループAの首位に躍り出た。
 
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