【ルヴァン杯準決勝・採点&寸評】 G大阪×横浜|一時は滝のような雨が降った一戦。ハイパフォーマンスを見せた倉田だが、4度の決定機をすべて外す

2016年10月05日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

G大阪――藤ヶ谷がビッグセーブでチームの士気を高める。

【警告】G大阪=倉田(12分)、藤本(49分)、井手口(64分) 横浜=パク・ジョンス(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】榎本哲也(横浜)

【チーム採点・寸評】
G大阪 5.5
高めにラインを設定し、倉田や藤本がカットインなど中にポジションをとる動きからチャンスを作る。倉田はハイパフォーマンスを見せていたが、4度の決定機を決め切れず……。

【G大阪|採点・寸評】
GK
18 藤ヶ谷陽介 6.5
落ち着いて対応。66分には天野の鋭いシュートを横っ飛びで弾き出した。
 
DF
14 米倉恒貴 5.5
 フリーになる場面が多かったものの、なかなかボールが入らなかった。マルティノスの緩急をつけた動きに手を焼いた。彼らしい高速オーバーラップは影を潜めた。

5 丹羽大輝 6.5
伊藤やマルティノスのスピードをケア。米倉や藤本らに気を配りながら、よくフォローしていた。48分にはCKから惜しいシュートを放つ。

6 金 正也 6
バックパスをかっさらわれたが、マルティノスのシュートミスに命拾い。極力ラインを下げないように対応していた。


4 藤春廣輝 5.5
クロスから決定機を作り出す。呉屋が投入されたあとは、距離が空きすぎてしまい、2対1の状況に持ち込まれることが増えてしまった。

MF
15 今野泰幸 6
高い位置からプレスを仕掛けてリズムを作り、インターセプトも連発。守備から攻撃への切り替え役を担った。ただ、試合の流れに変化を与える仕事をできなかった。
 

次ページG大阪――先発抜擢された藤本、パトリックは早々に交代。しかし、そのあと、チームのバランスの比重が後ろに下がってしまった。

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