【日本代表】「なんでいるんすか!?」。合流した浅野に待っていた“嬉しいサプライズ”とは?

2016年10月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「いるといないとでは、僕らの世代は全然違う」

リオ五輪をともに戦った恩師と再会した浅野。「頼りになる存在がまたひとり増えた」と喜ぶ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 10月4日、日本代表に合流したシュツットガルトの浅野拓磨に"嬉しいサプライズ"が待っていた。手倉森誠前オリンピック代表監督のコーチ就任だ。もっとも、手倉森コーチの入閣は9月8日に発表されていたのだが……。
 
「テグさんが戻ってきたのは、こっちに来るまで知らなくて。『なんでいるんすか!?』って聞きました。『お前、知らないのか』と言われましたけど(笑)」
 
 浅野はそう言ってリオ五輪をともに戦った指揮官との再会を喜んだ。「いるといないとでは、僕らの世代は全然違う」とその存在の大きさを語る。
 
 合流した練習で早速、浅野は"手倉森効果"を感じ取ったという。
 
「やっぱり声を出してくれますし、何かひとつ雰囲気が変わったかなと。笑いの数も多少は増えたと思います(笑)。それはチーム全体として感じていることじゃないですかね」
 
 10月6日に対戦するイラクは、今年1月のリオ五輪のアジア予選で対戦したときのメンバーが多く含まれている若いチームだ。延長戦の末に2-1で下した当時のイメージは、まだ頭の中に残っている。
 
「すごくレベルの高いチームでした。でも、僕らの前への意識が高かったからこそ、決勝点を奪って勝てたのだと思います。僕自身としては、常に相手の背後を狙っていきたい。あとは、そこからのシュートの精度を上げていければ、ゴールは絶対に奪えると思います」
 
取材・文:高橋泰裕(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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