【日本代表】連戦“1試合目”のイラク戦へ、森重が最も危険視するものとは?

2016年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自信を取り戻す意味でも1試合目にしっかり勝つ」

最終予選開幕のUAE戦は「自分たちのミス」からリズムを崩した。森重は、イラク戦に向けてまずは気の緩みや隙を作らないことが重要だと話す。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 ロシアワールドカップ・アジア最終予選の第3戦・イラク戦は10月6日、埼玉スタジアム2002で19時35分にキックオフされる。
 
 この第3戦を1勝1敗で迎える日本代表だが、最終ラインを司る森重真人は、前回9月シリーズを教訓にして、次のように意気込みを語っている。
 
「とにかく勝つということが重要。自分たちの自信を取り戻す意味でも、(2連戦の)1試合目にしっかり勝つこと。前回は1戦目に負けてしまい、2戦目も自分らの首を絞めながら戦ったような感覚があったので、まずは最初の試合にしっかり照準を合わせたい」
 
 やはり、UAE相手に不覚を取った最終予選開幕戦の苦い記憶は脳裏に深く刻まれている。本田のゴールで幸先よく先制しながら、FKとPKによるセットプレー2本での逆転負け。危険なエリアでの不用意なプレーが、連戦"1試合目"のリズムを奪った。
 
「一番危険なのは自分たちのミスだったり、気の緩み、隙を作ってしまうこと。練習中からそういうものを防ぐ雰囲気を作っていくことが大事だと思う」
 
 前回2試合の反省については「テグさん(手倉森コーチ)と守備の映像を見て修正する機会もあった」という。イラクは、昨年1月のアジアカップ(1-0)、同6月のキリンチャレンジカップ(4-0)と2戦して2勝している相手だが、まずは同じ轍を踏まない用意周到さを持って"1試合目"に臨みたいところだ。
 
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