退場になったバロテッリ、審判が誤審を認めて出場停止処分が撤回!?

2016年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

今週木曜日のリーグ規律委員会の審議によって結論が下される。

激しくボールを奪い合った後、モレイラと睨み合ったのは一瞬であり、頭突きもしていなかったバロテッリ。それでもカードを提示されるのは、やはり彼が審判から常に“マーク”されているからか。写真は決勝ゴール後。これで1度目の警告を受けた。 (C) REUTERS/AFLO

 10月2日(現地時間)に行なわれたリーグアンで、ニースはロリアンに2-1で勝利して首位をキープしたが、この試合で86分、鮮やかな決勝ゴールを挙げたのが、マリオ・バロテッリだった。
 
 リーグ3試合で5ゴールと、その才能を新天地で存分に発揮しているバロテッリだが、この試合では得点の直後にユニホームを脱いで警告を受け、アディショナルタイムには相手DFステベン・モレイラと揉めて2枚目のイエロー→退場となるなど、悪い面も顔を出してしまった。
 
 これで次節のリヨン戦は出場停止となるはずだったが、ここにきて状況が変わろうとしている。ロリアン戦を裁いたオリビエ・テュアル主審が、試合後に映像を確認した上で、バロテッリとモレイラの2人にイエローカードを提示したのは間違いだったと認めたからだ。
 
『ESPN』の報道によると、この件はリーグの規律委員会で今週木曜日に審議されることになり、その結果によっては判定が覆るとともに、バロテッリへの出場停止処分も解かれることになるという。
 
 また『ESPN』は、ニースのルシアン・ファブレ監督のコメントも紹介しており、彼は「ベンチから見る限り、何が起こったのか分からなかった。マリオは何もしてなかったし、悪態をついたようにも見えなかった」と語っている。
 
 果たして、バロテッリは次節もピッチに立つことができるか。
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