元なでしこジャパンの丸山桂里奈が引退を発表。人生を変えたのは、澤からのパスを決めたあのゴール。

2016年10月01日 サッカーダイジェスト編集部

自身のブログでは、ドイツ・ワールドカップでの優勝についても振り返った。

2011年にはワールドカップ優勝を経験。準々決勝ではベスト4進出を決める決勝点を奪った。(C) Getty Images

 なでしこリーグ1部のコノミヤ・スペランツァ大阪高槻に所属する丸山桂里奈が、9月30日、クラブのホームページにて、今シーズンでの引退を発表した。
 
 丸山は、2002年から2014年まで日本代表に選ばれ、79試合出場・14得点。ワールドカップには2度出場し、2011年には優勝を果たすと、3度出場したオリンピックでは、2012年には銀メダル獲得に貢献した。
 
 自身のブログでも「ご報告。」というタイトルで、引退の意思を表明。そのブログでは、怪我の苦悩や、22年間のサッカー人生で関わってきた方々への感謝を語るとともに、5年前のドイツ・ワールドカップの優勝と、準々決勝のドイツ戦でのゴールについても振り返り、「私にとってあのW杯の優勝・ドイツ戦のゴールが人生を変えてくれました。今でもあのゴールを見ると、本当に自分が決めたのかと思うような信じられない気持ちになります(笑)。あの時、私にパスを出してくれたのが澤さんでした」と綴った。
 
 なお、ホームでの最終試合は、10月1日の岡山湯郷ベル戦となる見込み。
 
コノミヤのホームページで、丸山は「今季限りで引退することになりました。高槻では5年間お世話になり、加入当初はケガでプレーできない中、本当に色々な方に支えていただきました。心から感謝しています。素晴らしい監督、コーチ、スタッフ、サポーター、そして一番は高槻のチームメイトと出会えたことに感謝しています。その思いを胸に、残り4戦に、すべてを出し切ります」とコメントし、残りのリーグ戦に意気込んだ。
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