逆転負けのリベンジはW杯で…。U-16森山監督「イラクの喜ぶ姿を胸に刻み、また一から」

2016年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手がやってくることは分かっていたが……」

激闘の末に敗れたU-16日本代表。来年のU-17W杯でこの悔しさを晴らしたい。(C) JFA

[U-16アジア選手権・準決勝]日本 2-4 イラク/9月29日/インド・ゴア
 
 U-16日本代表のアジア制覇を懸けた戦いは、ベスト4で終焉を迎えた。
 
 一時は勝ち越しながら、後半に崩れての逆転負けに、試合後にインタビューに応じた森山佳郎監督も悔しさを露わにした。
 
「前半にリードしていながらの非常に悔しい敗戦。相手がやってくることは分かっていたが…」
 
 連日の試合と大会中に降り続いた雨の影響などもあり、荒れたピッチにも苦しめられた。しかし、そのなかでも相手は手数をかけないカウンターを中心とした攻撃で、確実に日本の守備にダメージを与えてきた。

 森山監督も、「しっかりとした守備の中でやっていきたかったが、どうしてもバタバタ感があった」と振り返った。
 
 しかし日本は敗れたものの今大会でベスト4入りを果たし、来年再びインドで開催されるU-17ワールドカップの出場権を獲得。悔しさは募るが、下を向いてばかりいられない。

「リベンジというか、選手たちもイラクの喜ぶ姿を見て胸に刻んでいると思う。ここから、また一からスタートしたい」
 
 この悔しさは、来年再び赴くインドの地で晴らしたい。
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