ラニエリ、CL2節では“ポルト・キラー”のスリマニ起用を明言! 岡崎はスタメン落ちが濃厚に…。

2016年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官からの信頼を高めるスリマニ。

ユナイテッド戦では無得点に終わったものの、最後までプレスをかけ続け、90分フル出場したスリマニ(左)。指揮官からの信頼も揺るぎないものになりつつある。 (C) Getty Images

 現地時間9月27日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第2節が行なわれる。開幕節でクラブ・ブルージュに3-0と大勝したレスターは、グループ最大のライバルと目されるポルトと対戦する。
 
 CL優勝経験もあるポルトガルの強豪との対戦を前にイギリスメディア『SKY SPORTS』は、レスターのキーマンとして、今夏にスポルティング(ポルトガル)から加入したイスラム・スリマニを挙げた。
 
 2013年にスポルティングに移籍したスリマニは、在籍3年間でポルトガル・リーグでは82試合で48ゴールを記録。なかでもポルト戦では、6試合に出場して6ゴールを決めているのだ。
 
 移籍直前の8月28日に行なわれた一戦でも得点を奪うなど、ポルトとは相性が抜群なことから、スリマニには"ドラゴンスレイヤー(竜殺し)"というニックネームがついていることも同メディアは紹介した。
 
 9月24日に行なわれたプレミアリーグ6節のマンチェスター・U戦でも無得点に終わったもののフル出場するなど、スリマニは加入1年目ながら早くも主力として定位置を確保しつつある。
 
 指揮官のクラウディオ・ラニエリも9月26日の前日会見で、「明日はスリマニを起用する」と明言し、「愛称が"ドラゴンスレイヤー"だとは知らなかったが、彼はポルトにとって脅威になるはずだ」と期待を寄せた。
 
 これにより、スリマニとのポジション争いの渦中にある岡崎慎司はスタメン落ちが濃厚。開幕節ではまさかのベンチ外となった日本代表FWはしばらく我慢の時期が続きそうだ。
 
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