【J1採点&寸評】浦和×広島|西川がスーパーセーブを連発! ライバルの広島を破り、CS進出を決める

2016年09月25日 小田智史(サッカーダイジェスト)

浦和――ピンチでスーパーセーブを連発した西川が文句なしのMOM。

【警告】浦和=関根(31分) 広島=青山(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

[J1第2ステージ13節]浦和3-0広島/9月25日/埼玉
 
【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
「ピンチを凌いで、チャンスを決める」お手本のようなゲーム内容。宇賀神も「試合巧者の広島よりも、試合巧者の戦いができた」と胸を張った。ライバルの広島を破って、チャンピオンシップ進出を決めた点は、残り試合を見据えても自信になるだろう。
 
【浦和 3-0 広島 PHOTO】攻守に躍動した浦和がチャンピオンシップ進出決定

【浦和|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 西川周作 7
チームのピンチを救うスーパーセーブを連発。フィード面でひやりとする場面もあったが、この守護神の活躍なくして無失点勝利はなかった。
 
DF
3 宇賀神友弥 6.5
前節・FC東京戦に続いてストッパー起用。一瞬の判断で高木に絶妙な浮き球でゴールを演出し、試合終盤には本来の左WBに回った。
 
4 那須大亮 6.5
49分に茶島のシュートをかき出すナイスクリア! 相手に抜け出されてピンチを招く場面もあったが、粘り強い守備とGKとの連係でしのいだ。
 
46 森脇良太 6
終始WBに近い位置取りでプレー。地味ながら、駒井を上手くカバーしつつ裏のスペースをケアし、広島の攻撃を撥ね返した。
 
MF
9 武藤雄樹 5
速攻を先導した反面、ボールロストも多く、厳しいマークと判定にフラストレーションを溜めた。80分にはゴールネットを揺らすもファウルを取られてノーゴール。アンラッキーなゲームだった。
 
10 柏木陽介 5.5
必死に走って中盤でリズムを生む。2点目の起点となるなど攻撃を牽引したが、終了間際の決定的なシュートを外した点はいただけない。
 
13 高木俊幸 6.5(66分OUT)
切れのある動きと思い切りの良さを披露。オウンゴールの場面も、折り返しのボールに猛スピードで飛び込み、相手のミスを誘った。3点目はトラップで勝負ありだった。
 
18 駒井善成 5(51分OUT)
連係にわずかなズレがあり、流れを止めてしまう。対面の柏にも球際の争いで完全に負け、先発起用に応えられなかった。
 
24 関根貴大 5
ミキッチの突破を食い止め切れず、30分にはPKを献上。相手のPK失敗に助けられたが、終始後手を踏んだ印象は否めなかった。

次ページ浦和――リーグ戦3試合ぶりのスタメン出場となった興梠が今季12点目。

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