移籍の噂をパフォーマンスで一蹴したセスク!「これで記者も黙る」と満足げにコメント

2016年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンテはセスクを絶賛も、次戦起用に関しては明言を避ける。

コンテ政権下では苦境の続いていたセスク。しかし、カップ戦での活躍で指揮官も起用法を見直すはずだ。 (C) Getty Images

 9月20日(現地時間)、イングランド、リーグカップ3回戦でレスターと対戦したチェルシーは、岡崎慎司の2ゴールでリードされたが、後半開始早々に追いつき、延長戦で92分、94分とセスク・ファブレガスが立て続けにゴールを決めて、4-2で勝利を収めた。
 
 カップ戦敗退の危機からチームを救ったセスクは、アントニオ・コンテ監督が就任した今シーズン、開幕5試合で32分間しか出場機会が与えられていなかった。そのためメディアが「冬に移籍か。ミラン、ユベントス、インテルが獲得に興味」と報じるなど、周囲が騒がしくなっていた。
 
 2ゴールを決めたセスクは試合後、イギリスメディア『SKY SPORTS』のインタビューに応じ、以下のようにコメントしている。
 
「今日は最初からプレーできてとても幸せだった。これで記者たちも黙ってくれるでしょ。プレーするチャンスを与えられれば、上手くやれるように集中するし、やれるってことを証明する。僕はこのチームのために多くのことができるとわかっている」
 
 自らのプレーに満足感を示したスペイン人MFに対して、指揮官のアントニオ・コンテは「彼の活躍は嬉しい。トレーニングでも素晴らしい姿勢を示してくれているし、今夜の試合も期待に応えてくれた。彼の振る舞いには満足している」と高評した。
 
 しかし、イタリア人指揮官は9月24日のアーセナル戦(プレミアリーグ6節)でのセスク起用については、「全選手にアーセナル戦で起用される可能性がある。私はいつだって勝利を目指しているし、そのためのメンバーを選択する。それ以外の理由などない」とコメントし、明言を避けている。
 
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