ライオラがバロテッリの去就で「マリオは“必ず”プレミアに戻る」と大胆発言

2016年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

バロテッリへの過去の振る舞いを悔いるライオラ。

2節はコンディション不良で欠場したバロテッリ。だが、敏腕代理人のライオラはプレミアリーグに戻す計画を練っているようだ。 (C)REUTERS/AFLO

 今夏に移籍したリーグ・アンのニースでデビュー戦弾を決めるなど、リバプールとミランでプレーした過去2年の汚名を晴らす華々しい新天地挑戦をスタートさせたマリオ・バロテッリ。その代理人のミーノ・ライオラがバロテッリの去就に関して注目の発言をしている。
 
 英紙『Daily mail』に対して、ライオラは「ニースで安定して得点を決められるようになれば、来夏は自由の身だ。マリオはプレミアリーグの監督にとって魅力的な存在になるだろう」とバロテッリの復活に自信を漲らせた。
 
 さらにライオラは「フランスにマリオは必要だ。ズラタン(イブラヒモビッチ)を必要としていたようにね。リーグにとって貴重な存在になるだろうが、マリオはプレミアリーグに戻る」とコメント。顧客であるバロテッリの将来を予見した。
 
 2007年にインテルで弱冠17歳ながらトップチームデビューを飾ったバロテッリは、2010年から3シーズンに渡ってマンチェスター・シティでプレーした。その後、2013年にミランに移籍したが、ライオラはこの時の判断を以下のように悔やんでいる。
 
「シティを離れたいと相談された時、私は違う道へ導いてしまった。これは私の人生でも大きなミスだった。当時のマリオは不幸せそうにしていたから、私は『ふざけるな、仕事が嫌いなのか?大人になれ』と厳しく言うべきだったんだ。当時は優しく接しすぎた」
 
「マリオは愛されることを求め、自己中心的になっていたんだ。彼に必要だったのは、食事、睡眠、そしてフットボール。他には何もいらなかった。フットボールこそ彼のプライオリティーで、彼の妻ですらそれより下さ。トップアスリートで居続けるには、自己犠牲が必要なんだ」
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