【J1採点&寸評】甲府×仙台|MOMは仙台の19歳FW。初先発のアウェー戦でJ1初得点となる同点弾!

2016年09月18日 渡辺 功

甲府――押し込まれる展開が続くも、しぶとく勝点1を積み重ねる。

【警告】甲府=盛田(11分)、保坂(53分) 仙台=渡部(78分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西村拓真(仙台)

[J1・第2ステージ12節]甲府1-1仙台/9月17日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 5.5
先制しながら、前半のうちに追いつかれるのは、前節と同じ。だが、後半は守備を修正。押し込まれる展開が続いたなか、勝点1を積み重ねた。

【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 6

前半に1失点したとはいえ、防いだ失点はそれ以上にあった。全体的に安定感もあり、勝点奪取に大きく貢献。
 
DF
41 土屋征夫 5.5

開始直後は「久しぶりで地に足の着かない」(本人)プレーもあったが、23歳年下の西村、茂木とマッチアップしながら、Jリーグ通算500試合出場を達成。
 
4 山本英臣 6
GKの手の届かない左隅へ正確なPK。43分には最後まで足を止めずにゴールライン上でクリア。失点場面にも絡んだが、それを補って充分な活躍。
 
5 新里 亮 5.5
ゴール前でハモン・ロペスにかわされたシーンは、山本のクリアで命拾い。後半はしっかりと身体を張りながら、ハモン・ロペスを徹底監視した。
 
MF
14 田中佑昌 5.5

スタートは右ウイングバック。盛田が退いてからは左シャドーでプレー。守備に追われる前者より、後者のほうが相手に脅威を与えていた。
 
6 マルキーニョス・パラナ 5.5
いつも以上にボールを奪ったら、まず前を選択することが多く。76分の稲垣への横パスを選んだ場面は、自分でシュートしても良かったのでは。
 
30 保坂一成 6(90分 OUT)
トップのプレスが利かない分、2列目から味方を追い越して相手を牽制する場面が多くなった。34分に見せた「いつの間にか」の前線への飛び出しは、この選手の真骨頂。
 
28 橋爪勇樹 5.5
前半は最終ラインに吸収されてのプレーが続いた。後半に入り、何度か攻め上がりを見せたが、81分のヘディングシュートはGK正面を突いた。
 

次ページ甲府――前線は盛田が身体を張って奮闘するもチャンスにつながらず。

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