【J1展望】鹿島×磐田|守備に不安を抱える磐田が、柴崎を2列目に抜擢する鹿島をどう抑えるか!?

2016年09月16日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――ミスを減らし、シンプルな対応で無失点を目指す。

故障者/鹿島=ファン・ソッコ、西、遠藤、中村 磐田=小川大、大井 
出場停止/鹿島=なし 磐田=なし

J1リーグ・2ndステージ12節
鹿島アントラーズ-ジュビロ磐田
9月17日(土)/18:30/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(11節終了時):11位 勝点14 4勝2分5敗 17得点・17失点
年間成績(28試合終了時):3位 勝点53 16勝5分7敗 46得点・27失点
 
【最新チーム事情】
●磐田戦は柴崎が2列目で先発する見込み。ボランチには特別な「こだわりがある」と明かしているが、それよりも大事な「チームの勝利のために」と、不慣れなポジションでも全力を尽くす。
●完敗した前節の柏戦でも、守備で存在感が際立った昌子。チーム浮上のきっかけについては「球際で勝つこと」を挙げる。また、心労でダウンしていた石井監督について「(続投という)答を出した。今度は選手がそれに応えなければいけない」と勝利を誓った。
 
【担当記者の視点】
 注目は柴崎の2列目起用だ。ボランチが本職ではあるが、フィニッシュワークでも質の高いパフォーマンスを見せるように、攻撃センスは決して低くない。いつもとは違う"得点をより意識したプレー"で前線を活性化できるか。
 
 一方の守備は、前節の柏戦、その前の横浜戦でともに2失点と、ここ最近は安定感を欠いているのが気がかり。とにかくイージーなミスを減らし、難しいことをせずシンプルな対応を心掛けてゴールを守りたい。

次ページ磐田――守備の要を欠くなか、代役が奮起できるか。

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