ACL4強が決定!日本勢全滅の一方で“爆買い”中国クラブを破った韓国勢が準決勝で激突

2016年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

元鹿島のカイオ、元広島のドウグラスを擁するUAEのアル・アインもベスト4へ。

フッキ擁する上海上港を撃破した全北現代。準決勝でFCソウルと対戦する。(C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第2戦が9月14日に行なわれ、ベスト4進出チームが決まった。東地区は韓国勢の全北現代とFCソウルがともに"爆買い"の中国クラブを撃破して準決勝に進出。また、西地区は元鹿島アントラーズのカイオ擁するUAEのアル・アインとカタールのアル・ジャイシュが準決勝へ駒を進めている。
 
 全北現代はブラジル代表のフッキ率いる中国の上海上港と対決。第1戦をスコアレスドローで終えると、ホームで行なわれた第2戦では5-0で相手を圧倒し、準決勝に進出した。FCソウルはイタリア代表のペッレ擁する山東魯能と対戦。第2戦は1-1の引き分けに終わったが、2戦合計スコア4-1で準決勝に駒を進めた。
 
 第1戦をスコアレスドローで終えていたアル・アインは、第2戦で元鹿島のカイオが躍動した。38分、左サイドでボールを受けると、得意のドリブル突破で中に切れ込み、元サンフレッチェ広島のドウグラスへスルーパス。ドウグラスのシュートは相手DFに阻まれたものの、こぼれ球をカイオが押し込んだ。元Jリーガーコンビで奪ったこのゴールが決勝点となり、アル・アインが準決勝へ進出した。
 
 準決勝第1戦は、全北現代対FCソウルの韓国勢対決が9月28日に、カイオ所属のアル・アインとアル・ジャイシュの対戦が9月27日に行なわれる。日本勢がベスト16で早々と全滅してしまった一方で、韓国勢が4シーズンぶりのACL制覇に一歩近づいている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事