【J1】圧巻の得点力!! G大阪の長沢が8月ベストゴール&MVPのダブル受賞

2016年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

130分で4得点を記録

湘南戦のゴールが月間ベストゴールに選ばれた長沢。4試合4ゴールで月間MVPにも輝いた。(C)J LEAGUE PHOTO

 Jリーグは9月13日、8月度の月間ベストゴールと月間MVPを発表。J1では、G大阪の長沢が8月のベストゴールとMVPに選ばれ、ダブル受賞となった。
 
 月間ベストゴールには、第2ステージ10節の湘南対G大阪戦で26分に決めたゴールが選ばれた。後方からのロングボールに対し、ワンバウンドしたボールをボレーで合わせた豪快な一撃だ。
 
 Jリーグ選考委員会は、このゴールを次のように評している。
 
「後方から来たロングパスに対し、体はゴールに向いたままボールの軌道を追い、ワンバウンドしたボールをボレーで合わせたゴール。オ・ジェソク選手からの相手ディフェンスライン裏へのボールにいち早く反応し抜け出すスピードと、動きながらのボレーシュートは、1980年代から1990年代初頭までオランダ代表やAC ミランなどで活躍し、バロンドールやFIFA最優秀選手賞を受賞したマルコ・ファン・バステンを彷彿とさせる」
 
 また、長沢は7節の鳥栖戦で80分に投入されると決勝ゴールとなるAT弾を挙げたのを皮切りに、8節の磐田戦でも73分に交代出場し、83分にゴール。スーパーサブの役割を完遂した。10節の湘南戦ではスタメンに抜擢され、2ゴール。8月の4試合の出場時間が130分だが、4ゴールと圧巻の得点力でMVPに輝いた。
 
 Jリーグ選考委員会の評価は以下の通り。
 
「8月に行われた全4試合に出場し4得点をマーク、チームの3勝に貢献。4試合合計の出場時間が130分と短いにもかかわらずリーグ1位タイとなる4得点と結果を出したことは評価に値する。2ndステージ第7節(vs鳥栖)での高さを生かしたヘディングシュートもあれば、月間ベストゴールも受賞した2ndステージ第10節(vs 湘南)での裏に抜け出す動きからのボレーシュートなど多彩な得点でチームを勝利に導いた」
 
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